神の詩第七章5  5

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神の詩第七章5節

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター第八巻より抜粋です。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 8
森井啓二
きれい・ねっと
2024-09-27



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「これは私の低次のプラクリティである。勇者アルジュナよ、これとは別に、高次のプラクリティがあることを知れ。低次のプラクリティである物質界を利用している生命体は、この高次のプラクリティに属する。(5)」

続きです。

朝起きると、
神棚に新鮮な水を捧げて合掌し、
食事の前後にも合掌し、
感謝と共に生きてきました。

このような生活を子供の頃から経験していると、
やがては神理を求める強固な土台が形成され、
そこに高次へと上昇していくための力を蓄えていきます。
人間の学術名は、
「Homo sapiens sapiens」
です。

「Homo」は「ヒト属」を指し、
「sapiens」は「智慧を持つ」
という意味です。

学術名に「sapiens」が二回ついているのは、
物質的な面と霊的な面の両方を理解できるからです。

言い方を変えれば、
人間は霊的な領域へと向かう資質と権利を備えているということです。

人は、
外界に向かう意識と
内面に向かう意識の
両方を備えています。

通常の人は、
外界に向かう意識が圧倒的に優位となっていて、
その人格までをも支配しています。

この場合には、
内面に向かう意識は、
なかなか成長することが出来ません。

意識を物質世界に合わせると、
意識は硬く重くなりやすいため、
人は保守的になりやすく、
未知のことを怖れる傾向が出てきます。
また、
ネガティブになりやすい。
これは物質的な諸力の影響です。

また、
この世界に物質として顕現するための媒体は水です。
その水の性質から、
引力によって下に向かう傾向があります。
瞑想や坐禅で「坐」るという漢字には、
土の上の左右に人がいます。

これは、
一人の人が静かに坐れば、
低次の自分と高次の自分の両方を観ることが出来る
という意味も込められています。

意識を高次に合わせると、
意識は柔らかく軽くなりやすいため、
人は創造的になりやすく、
未知のものを怖れなくなります。
また、
ポジティブになりやすい。
これは高次の愛の力の影響です。

高次の世界に向かうための媒体は、
火の元素です。

その火の性質から、
上に向かう傾向があります。

人間の中で、
高次に向かう意識は
絶えず緩やかな成長を続けています。

でも、
その成長を自然進化にまかせた場合、
この世界の尺度で100万年以上の年月をかけて
二元性を超越していくことになります。

自然進化だけで生きていくとすれば、
一体どれだけの輪廻転生が繰り返されることになるのでしょうか。

たった一回の人生でも多くの困難があるというのに、
あと2万回も生まれ変わって、
苦難に耐えなければならないということになってしまいます。

でも、
霊性進化を加速させ、
地上での生を一気に短縮させるために開かれた扉が、
地球上の至る所に存在しています。

ただ、
外側ばかりに意識を向けているうちは、
気が付かないだけなのです。

続きます。

精解 神の詩 聖典バガヴァッド・ギーター 8
森井啓二
きれい・ねっと
2024-09-27


神の国日本の美しい神社 神々と共に歩む最高の人生
森井 啓二
きれい・ねっと
2024-03-08



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Source: ひかたま(光の魂たち)

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