介護者の膝も、僕らにとっては大切だ。
だって、介護者が倒れちゃったら、
ご本人の在宅生活が崩れてくる。
超高齢の患者さんの介護者さんは、
まあまあ高齢なことが多くって、
膝や腰や肩のどこかに故障がある。
そんな時、僕らには強い味方がある。
ノルディックウォーキングだ!!!
しかも、そんな時、インストラクターの
前田キャップと訪問を回って教えてもらう。
95歳のお義母様の介護をされている72歳のお嫁さん。
先日のお義母様の診察時、膝の痛みを訴えられ、
タオルギャザーやクワドセッティングや、
足底挿板や膝のサポーター、そしてそして、
僕らが得意なノルディックウォーキング!を
ご説明した。今日は、キャップと練習も少し。
そして、膝のサポーターのつけ方を確認したら、
お母さまの介護がとっても上手くなった息子さんが、
奥さんの膝のサポーターをつける実演までしてくれた。
まるで結婚式でのケーキカットのような素敵なシーンだった。
先生ね、見ててくださいね、こうやるのよ。
おじいさん(ご主人)に、そっち側そうそう、そこね、
ズボンの裾ね、そうそう、そこ引っ張って、
そんで、私がね、膝のサポーター、それそれ、
そこをこう持って、ほんでね、引き上げて、と。
こうやって、毎朝おじいさんにやってもらってます。
美しすぎて目が眩んでしまう、そんな優しい風景。
介護者さんにも頼られる、そんな在宅医療でありたい。
今日も、ザイタクはとても美しかった。
結婚式のケーキカットの時によく流れる曲。
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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