世界が破滅するなんてウソだろ⁈
この歌詞の曲がラジオから聴こえてきた。
ではブログです。
症状緩和の前に、僕らは知りたいことがある。
その方の人生を知りたい。
人生会議みたいな、
ACPみたいな、
AIではわからない、
大それたものなんかじゃなくていいから、
もう少しだけ、その人の事を知りたい。
お看取りの為だけにお知り合いになるのも、
経済的に合理的なのかもしれないが、
人の旅立ちは、経済的でなくていい。
と言うか、経済的であってはいけない。
僕らは、ただのお薬合わせくらいなら、簡単に出来るけど、
そんなAIがやるような『人』を診てない仕事はしたくない。
さらに、最近では、へんてこりんな状況に。
在宅医療紹介の際、市中病院では、
クリニック名の羅列紹介だったり、
地域作りと無関係のビジネス医療への紹介だったり、
大手企業開発マッチングアプリ紹介だったりで、
その『人』の『暮らし』には、スポットが当たらない。
こんなAI式紹介作業が蔓延しつつある昨今、
この大きな経済的流れに逆らうのは大変だ。
そこは『暮らしより経済』の世界だから大変だ。
医療人でさえ抗うのは大変なのに一般市民にはもっと大変だ。
医療を嫌い、不信感だらけの患者さん。
久しぶりに、、、ほんと、久しぶりに、、
痛みでのたうち回っておられた患者さん。
介護しているご家族も途方に暮れていた。
病院も、なんとか、僕らに繋いでくれた。
こんな時は、金曜日の夕方だろうが、
土日だろうが何だろうが、訪問を重ねるしかない。
その甲斐あって、どうにか、今日の夕方になって、
お薬が追い付いてきた。穏やかに寝ることが出来てきた。
大切な娘さんや娘さんの子供さんらに、
「お父さん、お薬飲んで。」と頼まれると、
ちゃんとお薬を飲み始めてくれた。ホッとした。
ほんの少し、医療を受け入れてくれてる感じ。
こうなってきたところで、さらにチームで頻回訪問し、
心の扉を開いていく。時にちょっと強引に。
お父さんどない?少しマシやろか?
眉間のしわもなく、随分と穏やかに寝たふりだ。
帰りますね。とお声がけすると、
お布団の中から手を出してきて、
握手をしようとしてくれた。
しっかり手を握り返し、また来ます!と言ってお家を出た。
玄関先で、奥さんに、年内だと思います。心のご準備を。
とお伝えした。奥さんは頷いて、よろしくお願いします。と。
在宅医療は、地域医療は、AIとかでやるもんじゃない。
地域全体で、病院も、在宅も、一緒に取り組むもの。
だって、人の『暮らし』を支えるものなのだから。
地域が破滅するなんてウソだろ⁈
地域医療はビジネスとかでやるもんじゃない。
相変わらず文章が下手で、
何書いてるかよおわからんくて、
今日はまとまりませんでした((笑))。
近くの温泉に行って、体を温めてきた。
お布団に潜り込もう。おやすみなさい。
このコラボ、カッコいい!!
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Source: 兵庫県三田市の在宅療養支援診療所「たなかホームケアクリニック」
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