医者の世界が僕は苦手だ。
昨日の勉強会は素晴らしかったが、
本音は、実は、ちょっと疲れた。
三田に戻り、一人、誕生日の乾杯をして、
勉強会のことを振り返って眠りについた。
医者になってすぐに同級生が死んだ。
過労死だなんだと、ホント辛い時代だった。
きっと、僕らも、仲間も、先輩も、後輩も、
もちろんご遺族も、とても辛かった。
医者の仕事は、労働基準にあてはめていいものか。
患者の人生に関わらせてもらう医者の仕事は、
決してサービス業なんかではない。
医療界のいろんな議論があって、
新医師臨床研修制度が始まった。
その渦中にあった僕は当時、医者人生で初めての教授に、
初めて教授室に呼び出され、ご指導いただいた言葉がこれだった。
医者人生をかけて自分で考えろ。それがお前の医者としての宿命だ。
昨日のセミナーの後、聴講いただいた先生方との懇親会の時、
田中くんは、どうして在宅やってるの?と訊いていただいた。
石原裕次郎の主治医だった胸部外科の教授が、
僕に教えてくれた一つが冒頭のそれで、
それでザイタクに挑戦してると言っても過言ではない。
それから教授が教えてくれたもう一つは、
遊ぶお金は自
決意新たに挑戦を再開しよう。

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