「大丈夫」――
簡単に使ってしまう言葉だ
が、そこに“確信”はない
乳がんになったとき、
ひとによく言われた
「大丈夫」
そう言われるたび、
「なにが大丈夫なの?」
「どこが大丈夫なの?」
と、思った
死ぬかもしれないのに、
治療もつらいのに、
何もかもを失ったのに、
未来もどうなるかわからないのに、
「みんな勝手なことばかり...」
そう思った
“その場の取り繕い”
そんな気がした
確かに、がんの相手に対して、
かける言葉は難しいかもしれない
そう考えると、
「大丈夫」
と、言うしかないのかもしれない
それはどこか、
「頑張って」
に、似た意味を持つ
が、あるとき、
こんなことを言われたことがある
「根拠はないけど、大丈夫」
と...
その人も、がんを経験したひと
だから、その言葉には重みがあった
確かに、“大丈夫”に“根拠”なんてない
でも、
「大丈夫」
は、どこか安心する言葉でもある
たとえば、“イメージトレーニング”
スポーツでよく使われるが、
がんにも効果をもたらすらしい
『リンパ球が、
がん細胞をパクパク食べている』
そんなイメージをするのだ
『言霊』という言葉もある
「大丈夫、大丈夫」
そう自分の心に言い聞かせるのは、
きっと大切なことなのだ
そんな朝の空
ちょっと不思議な雲がたなびいていた
朝から青空が観られると、
なんだか気持ちがいいよね
あしたもすべての人々が、
素敵な一日を過ごせますように
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Source: りかこの乳がん体験記
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