昨日は久しぶりに放射線クリニックへ。
治療終了から約3か月経ち
現在の骨の様子を診る為に
全身のDWIBS検査とやらを初体験！
DWIBS（ドウイブス）検査っての
私は初耳やってんけど
MRIを用いた全身のがん検診法で
PET-CTとほとんど同じような画像が
得られるねん
DWIBS検査の最大の利点は
被ばくしないこと！！
頭の先から足の先まで
全身くまなく撮影する分
時間はかかるんやけど（私は１時間かかった）
出来上がった画像見たら
骨シンチとCTとPETが一気見できる感じで
これはめちゃええなぁと思った！
ただ頭辺り撮る時とか
顔にプレート載せられて圧迫感半端ないので
閉所恐怖症の方とかはちとしんどいかも。
そしてもちろんMRI特有の
あのやかましさも健在
この検査についてググったら
DWIBS検査では
がん細胞が急速に増殖することで
周囲の水分子が動きやすい正常組織と比べて
水分子が動きづらい状態となることを利用して
病変部を検出。
また背景部の脂肪組織を抑制することによって
病変部が浮き上がって見えるような画像となるそう。
PET-CT検査と比較してDWIBS検査の利点は
①被ばくがない
②検査費用が安価
③食事制限の必要がない
④注射が不要
⑤糖尿病で血糖値が高くても受けられること
などがあり、
これだけ聞くと画期的で素晴らしい検査のように思えるけど、DWIBS検査には弱点もあるねんて。
PET-CT検査と原理が異なることから
PET-CT検査で病変が写ってもDWIBS検査では
写らない場合があり、
特に肺や心臓周囲の病変検出が
苦手とされているほか
MRIに対応していないタイプの
ペースメーカーなどを
埋め込んでいる方は行えないという欠点も。
ただDWIBS検査の検診としてのエビデンスは
蓄積中やけどすでに多くの施設で実施され
実際にがんの診断や治療効果の判定方法として
活用されているねんてー。
PET-CT検査がブドウ糖代謝の亢進により
病変を検出するのに対して
DWIBS検査では細胞の密集度の亢進により
病変が光って検出するので
ブドウ糖代謝が亢進しないタイプのがんは
PET-CT検査では検出できず
細胞の密集度の低いがんは
DWIBS検査で検出しにくいといえるそう。
DWIBS検査の最大の利点は被ばくしないこと。
病状が進行している患者さんにとって
頻回に造影剤を投与してCT検査を行うのは
身体的な負担が非常に大きいもの。
DWIBS検査と併用し
CT検査の回数を減らすことができれば
患者さんの負担も軽減できるし
身体的な負担だけでなく
DWIBS検査はPET-CT検査のおよそ1/3弱と
非常に安価で保険上の制約もあまりないため
毎月撮影することも可能やから
お財布にも優しい検査やな
実際今日検査と診察で支払った金額は7500円やった
放射線の個人クリニックのええとこは
検査終わってほぼ待ち時間なく
診察で検査結果みられる事
久々にお会いした院長も
私の元気な姿見て喜んでくれた
検査画像見ながら院長が言った言葉は
『肺も肝臓も縦隔などのリンパもほぼ問題ないね！
天音さんが気にするべきは骨転移やけど
それも今すぐどうこうってのはないね！』
と嬉しい言葉
実際の画像はこんな感じでうつってて
赤色が危険な状態
黄色は経過観察
緑色は問題なし
らしいねんけど
赤がほとんどナッシングやった！！
骨シンチは白黒やけど
こうやって色がついて判別してもらえると
どこを気をつけなあかんか分かりやすいよね！
骨シンチ的な画像は
こんな感じでグルグル立体的にみられるねん
痛かった仙骨や右寛骨辺りは
癌の気配もうなくなってるねんて！！
因みに昨年の今頃撮ったPET画像
、、、よーけ光っとるな〜
ずっとヤバいと言われてた
縦隔リンパ部分（昨年の画像）
ピカピカやがな⭐️
今回の検査では同じ部分が、、、
おおお、縦隔リンパ光ってないやん！！！
胸水もあったのが無くなってる♪
放射線治療したところも
ビフォー
アフター
ピカピカじゃなくなったー
そら痛くないわな〜
前の診察の時は
次の放射線治療も視野にと
言われてたんやけど
今の感じでは2か月事の
経過観察で良いとの事
『先生、余命宣告
クリアしそうな気がして来ました！』
『全然大丈夫なんじゃない？^ ^』
こちらの院長先生の確かな腕と
放射線科という枠を超えての
きめ細やかなアドバイスと診断。
ここのクリニックで治療できて
ホンマに良かったな。
私の何よりの幸運は
それぞれの分野のプロの方々に
連携して診てもらえてるってこと。
検査検査で嬉しかった事なんて
この5年ずっとなかったけど
今回はとてもhappyな気持ちになれました
食べられることが幸せ過ぎて
体重も増えすぎて参りました。
そろそろ
爆食いやめよう
乳がんの方専門の
プライベートサロンをはじめました。
お問合わせご予約はこちらから。
Source: 天音、乳癌ステージ４の花道
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