ここ2~3年、検索をしても
“誤情報”が出づらくなったことを
ご存知だろうか
少し前は、
『がん』
と検索すると、
○砂糖はがんのエサ
○抗がん剤はしないほうがいい
○抗がん剤に殺される
○人参ジュースががんを消す
○これでがんが治った
○この方法でがんが消えた
...などなど、
パソコンの画面一面、
ほぼ誤情報にまみれていた
まさに、
「がん」と告知をされたばかりのひとが
検索をしてこれらの情報に惑わされ、
右往左往していたのだ
「甘いものを食べていたから、
がんになったと思う」
「パンが好きで
パンを食べていたのがよくなかった」
と、自分を責めるひとたちも多い
中には旦那様ががんになり、
「私が主人に
毒を与えていたのだろうか...」
と言っていたひともいた
「甘いもの、食べてます?」
そんな質問も何度も受けてきた
そのたび、
「食べてるよ」
と、私はきっぱり答える
驚いた顔をするひともいれば、
「そうですよね、大丈夫ですよね」
と、安心する人もいる
現在は検索をしても、
そのような科学的根拠のない、
いわゆる“デマ情報”や“トンデモ医療”は
出てきづらくなっている
「ようやくか...」と
安堵するような、
「もっと早くに
やってくれていたら...」という
残念な気持ちもあり...
ちなみに、
“トンデモ医療”とは――
「がんに効く」「がんが治った」
などと謳った、高額なうえ効果がなく、
科学的根拠のない、
“○○療法”などという治療まがいのもの
この甘い言葉に騙され、
標準治療をせず、
たくさんのひとたちが
命を奪われている
たとえば今は、
『砂糖はがんのえさ』
と検索をすると、
『糖質を抜いても
がんが縮小・消滅するという
科学的根拠はありません』
と、出てくる
少し前に話題となった、
「抗がん剤はしないほうがい」
これも現在は、
『抗がん剤はするな』と検索をかけても
抗がん剤治療の正しい情報が上がってくる
あれほど乳がん患者の間で話題になった、
『にんじんジュース』も
今はあの当時の勢いはない
それより、
1日に2リットルも飲まなければならないことに
医師が警鐘を鳴らしている
たとえば、
・大切な食事が食べられなくなる
(たんぱく質などの栄養素が摂れない)
・にんじんには糖分を多く含んでいるので
糖分の摂りすぎにつながる
・せっかくの食物繊維が捨てられてしまう
(ジュースにする機械にもよる)
...などである
人間、なぜか正しい情報より、
誤情報に流されがちだ
なぜだろう...
おっぱい(乳がんの場合)を
切りたくないから?
化学療法で、脱毛や吐き気など、
つらい思いをしたくないから?
だからもっと楽にがんを消す方法を
求めるのかもしれない
確かに、
「これでがんが治った」
「この方法でがんが消えた」
という言葉は、魅力的だ
が、現在の医療では、まだ
「がんは治る」とは
断言できないのが現状
このような甘い言葉の罠にはまるがん患者が
いなくなることを願うだけである
【おまけ】
本日の夕飯
肉じゃが――
たっぷり2日分
北海道は豚肉文化なので、
肉じゃがの肉は“豚肉”です
今日もおいしくいただきました
あしたはもっとおいしくなるよね
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Source: りかこの乳がん体験記
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