貯金が貯まってから投資ではなく、NISAやiDeCoで少額インデックス投資しながら貯金が正解

内科医

 

おはようございます。

「投資はお金に余裕がある人がやるもの」

「毎月の生活で精一杯で、投資に回すお金がない」

という人も多いですが、「貯金ができたら始めよう」では一生始められないことが多いです。

近年では、eMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックスファンドは最低100円から購入できますので、貯金しながら少額で投資を始めるのが正解です。

本日は、貯金と投資のバランスについて検討します。

 

貯金が貯まってから投資ではなく、NISAやiDeCoで少額インデックス投資しながら貯金が正解

 

NISAやiDeCoなど少額非課税投資制度が充実してきた

NISAやiDeCoなど、少額でも利用できる非課税メリットのある口座が充実してきており、初心者が投資を始めるハードルは以前と比べて低くなっています。

iDeCoは「年金なので60歳まで引き出せない」「拠出金額が最低5,000円」と若干ハードルが高いですが、

相場が荒れると手持ちの金融商品をすぐに売りたくなってしまう方にとっては、使い勝手の悪さを逆に強制的に投資を続けられる仕組みとして使うのもよいでしょう。

 

NISAはお金が必要になったら途中で自由に売却できますし、多くの金融機関では最低100円から投資信託が購入できますので、より自由に投資ができます。

このように、昔と比べて、少額でも非課税メリットを活かした投資ができる時代になってきており、投資を始めるのは「今すぐ」が正解です。

 

初心者は貯金と投資を同時進行するのがよい

資産形成を始めたばかりの方には、

「毎月の貯金習慣もない」

「生活防衛資金も貯まっていない」

「証券会社の口座も持っていない」

という方もいるかと思います。

 

その場合も、投資を始めるのを先送りするのではなく、貯金をメインとしながら少額で毎月の積立投資を始めるのがおすすめです。

具体的には、

「生活防衛資金が貯まるまでは 貯金 8:投資 2」

「貯金がある程度貯まってきたら 貯金5:投資5」

「生活費1年分以上の貯金ができたら 貯金2:投資8」

など、貯金が進むにつれて投資の割合を増やすようにするとバランスがよいでしょう。

 

早く投資を始めて経験値を積むことが重要

まとまった金額の貯金がないのに、投資するなんて怖いと感じる方もいるかもしれません。

実際には、eMAXIS Slimシリーズなどの投資信託は、売却時の手数料もありませんし、売却注文を出した後に数日で現金に戻せます。

 

もちろん、相場によっては損をする可能性もありますが、そもそもの投資金額が小さければ損する金額も小さいです。

将来の自分への勉強代くらいに捉えて、ポジティブに前に進むことが重要です。

 

投資にはリスクがあるので損する可能性は常にありますが、1年でも早く投資を始めることで、若いうちに経験値を積むことは何より重要です。

本やブログ、SNSを読んでどれだけ勉強をしても、実際に自分のお金を投入し、資産が増えたり減ったりする経験をしなければ意味がありません。

少額投資であれば損失も限定的なので、一日でも早く開始した方がよいでしょう。

 

まとめ

貯金が貯まってから投資を始めるのではなく、貯金と投資を同時並行で進めることが重要です。

NISAやiDeCoなどの非課税制度、eMAXIS Slimなどの低コストインデックスファンドが充実し、今すぐに投資を始められる環境が整っています。

 

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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

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