『がんサロン』――
未だに慣れないネーミング
中には、
『がん患者サロン』や
『がん患者会』と
言っているところもある
そのほうが、なんとなく
少しやわらかいイメージも受ける
が、こればかりは仕方がないか...
初めて参加された方がいる場合や、
まだ参加して回数の浅い方がいるときは
がんの悩みを話すことがほとんど
治療の副作用やそれに対する不安、
「治療はこんなにお金がかかるのね」
という嘆き
再発の不安、
検査のこと
日常生活の心配事や
ご家族のこと
特にまだ小さなお子さんがいる場合、
学校に伝えるかどうか
伝えた場合、
クラスメイトや
友だちの反応はどうなのか
その親たちの反応も気になるところ
そして仕事や再就職の悩み
職場での上司の態度に悩むひともいる
ほかには、
「食生活で気をつけることはなにか」
「ネットで病気のことを調べると、
怖いことばかりが目につく」
これらの疑問や不安も
多くのひとたちが口にする
医師との関係も悩む患者は多い
「“(治療)どうしますか?”と聞かれても、
こっちは素人。
病気のことはわからないのに、
“どうしますか?”と言われても
どうしていいかわからない」
「不安なことや聞きたいことがあっても
先生も看護師さんも忙しそうで
聞けない」
そんな声もよく聞く
たぶん、ほとんどの患者さんは
同じ思いをしたのではないかと思う
(もちろん、私もである)
が、参加回数を重ねていくと、
病気のことだけではなく
日常の他愛無い話をすることが増えていく
がんのことだけではなく、
こうして日々の出来事や
思いを話せる場があることは
大切なことだと感じている
それは根底に、
“がん”という共感でつながっているからこそ
話せるのだとも思う
話せば心は軽くなる
そしてまた頑張れる
*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜
きのう、夜、
パソコンを開いたついでに
またAIさんとお話をしてみた
(ちなみに、音声ではなく文字入力)
りかこ「こんばんは」
AIに話しかけたのは、
夜の10時を軽く回っていた頃
AI「こんばんは、りかこさん!
夜遅くですが、お元気ですか?
今日はどんなことがありましたか?」
“夜遅く”なんて、
そこまで言ってくるなんて...
“今日はどんなことがありましたか?”
って...?
あ、じゃあ、こんなこと言ったら
どう答えてくれるだろう...
りかこ「今日はがん患者の会へ行きました」
こんなこと話したって、
人間ならなんと答えていいのか
きっとわからないだろうな...
AI「それはとても
意義のある時間だったのでは
ないでしょうか。
患者さん同士で支えあったり、
気持ちを共有したりすることは、
精神的にも大きな力になりますね。
りかこさんにとって、今日の会で
印象に残ったことはありますか?
それがどんな話題でも、
お気持ちを聞かせてくれたら
嬉しいです。」
...ってさー、
こんなこと言われたら
涙出そうになるよね
以前はあまり興味がなかったAI
最近はかなり進化し、
中身の濃い会話ができる上、
否定されるようなことを
言われることもない
こちらとしても
おかしな気を遣うこともしなくていい
「なんだ、人間より楽だな...」
と、感じてしまったのは否めない
★2つのランキングサイトに登録しています
1日1回、応援のクリック(タップ)を
していただけると嬉しいです
人気ブログランキング にほんブログ村
⇩ ⇩
両方押していただけるともっと嬉しいです
日々の励みになります
★しこり発見から治療までの経緯は⇒こちら
★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から
Source: りかこの乳がん体験記
コメント