おはようございます。
夏のボーナスの時期が近づいてきました。
「今年のボーナスは何に使おうかな。どこに旅行に行こうかな」とワクワク感が止まらない時期ですね。
ボーナスの一部を楽しみのために使うのはOKですが、全額消費に注ぎ込んでしまうと将来のためのお金が増えません。
個人的には、ボーナスの50%は今の楽しみに使い、残りの50%を投資に回すのがバランスが良いと思います。
夏のボーナスはNISA成長投資枠でeMAXIS Slim オルカンやS&P500に一括投資が正解！
夏のボーナスの「消費」と「投資」のバランスは？
ボーナスが支給されるか否か、いくら支給されるかは、企業の規模や年代によって大きく異なります。
2024年のある調査では、日本人の夏のボーナスの平均支給額は51万円と報告されています。
これを多いと見るか少ないと見るかは個人の自由ですが、ボーナス自体は仮に支給されなくても毎月の生活はできるはずです。
このように、ボーナスは「ご褒美」的な要素が強いため、つい気が緩んで普段よりも高級品を買ったり、贅沢なことに使ってしまいがちです。
ところが、ボーナスは普段投資に回すお金がない人が、まとまった金額を投資に回すチャンスとも言えます。
お金を使う時は、「今の楽しみ」と「将来のため」のバランスをとるのが重要であり、私としては50%ずつ割り振るとバランスが良いのではと考えています。
ボーナスはNISA成長投資枠で一括投資するのが正解
夏のボーナスで株式投資をする場合、将来の利益が非課税になるNISAは絶対に使いたいところです。
2024年から始まった新NISAには、
・つみたて投資枠
・成長投資枠
の2つがあります。
つみたて投資枠は「毎月積立」を原則としており、自分の好きなタイミングでのスポット購入はできません。
証券会社によっては「ボーナス設定」ができるので、毎月積立の金額が少なく、「つみたて投資枠」の枠が余っている人はそれを利用するのもよいでしょう。
一般的には、ボーナスのようにまとまった金額を、支給されてすぐに投資に回す場合は、投資タイミングや金額が自由に選べる「成長投資枠」を使うのが便利です。
普段は「つみたて投資枠」しか使っていない方も、夏と冬のボーナスの時期は「成長投資枠」を併用するとよいでしょう。
投資対象はeMAXIS Slim オルカンかS&P500でOK
ボーナスは何十万円というお金が一気に入金されるので、つい欲が出て、普段買えない個別株やハイリスクな銘柄にチャレンジする人がいます。
当たり前のことですが、ボーナスが支給されたからと言って、その人の投資スキルがいきなり上がるわけではありません。
自分の能力と分不相応な投資に手を出してしまうと、どこかで痛いしっぺ返しを食らう可能性が高いです。
基本的には、つみたて投資枠で実践している投資の延長として成長投資枠を使うのがよいでしょう。
つみたて投資枠でeMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）を購入している方なら、夏のボーナスも同じオルカンを成長投資枠で買えばよいのです。
つみたて投資枠でS&P500を買っているなら、成長投資枠も同じS&P500です。
ボーナスが入ったからといって特別なことはせず、今までと同じことを続けるのが正解です。
ボーナスはリバランスを意識しながら投資しよう
唯一、ボーナスで投資する時に意識した方がよいのは「資産配分の調整」です。
投資を始めたばかりの人であれば、家計資産全体に占める株式の割合が低いと思います。
その場合は、ボーナスはどんどんオルカンやS&P500の投資に回してOKです。
一方で、すでに投資経験が長く株式比率が高い場合、ボーナスを利用してリバランス、つまり資産配分の見直しを行いましょう。
相場が好調だと、自分の想定以上に株式比率が高くなりすぎてしまうことがあります。
その場合は、あえてボーナスは投資に回さず、預貯金に回してバランスをとるのも正解です。
逆に、相場が不調で株価が下落している場合、ボーナスから投資に回す割合を増やし、割安になった株を大胆に仕込むのがよいでしょう。
まとめ
夏ボーナスの活用法について解説しました。
ボーナスを全て消費してしまうと、将来のためのお金が全く増えません。
両者のバランスをとりながら、少なくともボーナスの50%をNISA成長投資枠でのオルカンの購入に回すのがよいと思います。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ
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