本来、人間に内在するものとは、得も言われぬほどの美しき“光”である。
この世を遍(あまね)く照らすほどの光が、人間の本質として燦然(さんぜん)と輝いている。
しかしながら、今やわれら(神々)には、あろうことか地上において見えぬものがある。
それが、まさに“人間”である。
姿、形ではない。
人間の本質たる“光”が、一向に見えぬのだ。
虚栄ばかりの欲に塗り固められた上塗りを、一つひとつ剥がしていこうとも、やがて辿りつくべき魂の光すらすでに見当たらぬ。
誰が、光まで無くせよと申した?
一体何が、そなたたちに、自らの魂を闇に染めることを是(=良し)としたのか?
私利私欲に走り、互いを貶(おとし)め傷つけ合う、それらの道程を、人間たちは本筋と見紛(みまが)い、いつしか、この姿を“本来の自分”と据えたことで、魂の光は失(う)せ、いよいよ人間の“空洞化”が生じた。
見えぬのだ。地上の人間が。
目を凝らしてもなお、そこに浮かび上がるのは空虚な肉体ばかり。
人間もまた宇宙における一つの光の粒子であり、その観点からすれば、地球にはすでに“人間不在”とも申せはしまいか?
人間が今なお地球に生きようとも、魂はとうに毒され、光を失い、ゆえにわれら(神々)には、麗(うるわ)しきはずの“人間”が見えぬのだ。
実に奇怪であり、そして誠に、由々(ゆゆ)しき事態。
そなたたちの最大の過ちは、自らの本質を忘却せしことなり。
しかるに、たとえ人間不在であろうとも、地球は順応し、数多(あまた)の生命によってなお息づいていく。
人間こその光にて地球に寄与し、天とつながり地に根づき、ゆえに命が脈々と紡がれてきた果てしなき人類の道程が、空虚な音とともに崩されていく。
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Source: 神々からのメッセージ
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