私は中国で生まれ育ちました。両親も祖父母も、代々漢族です。血筋まで含めれば、私は間違いなく「純漢族」です。
けれど、物心ついた頃から中国人社会に溶け込むのが苦手でした。とにかく価値観は合わず横暴な振る舞いの人たちを我慢しました。10代の青春は、暗く、重く、息苦しいものでした。
そんな私の心を救ったのは、日本のアニメやドラマでした。画面の向こうの日本人たちが見せる優しさや温かさに触れるたび、「もし日本人と一緒に暮らせたら、どれほど心が癒されるだろう」と夢想していました。すぐにテレビの中に飛び込みたくなりました。
14歳で(中2)日本語の独学を始めたとき、その瞬間から私の人生は光を取り戻しました。まるで性同一性障害の方が、自分本来の性を見つけ出し、歩み始めるように。私はそれを「民族同一性障害」と呼びたい。
そして――あの日。日本の法務局から、帰化が降りたのお知らせの、すべてが報われたことを告げる一本の電話がありました。その瞬間、それは、性同一性障害の方が長年の苦しみを経て性別適合手術を終え、ようやく本当の自分として生きられるようになった時の喜びに似ていました。
だからこそ、私は断言できます。私は日本を裏切ることは絶対にありません。日本は、私の血よりも深く、魂の故郷だからです。
私は中国で生まれ育ちました。両親も祖父母も、代々漢族です。血筋まで含めれば、私は間違いなく「純漢族」です。
けれど、物心ついた頃から中国人社会に溶け込むのが苦手でした。とにかく価値観は合わず横暴な振る舞いの人たちを我慢しました。10代の青春は、暗く、重く、息苦しいものでした。…— 東雲くによし(Shinonome Kuniyoshi) (@kuniyoshi_shino) August 10, 2025
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Source: 身体軸ラボ シーズン2

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