
おはようございます。
2025年7月に、iシェアーズ NASDAQトップ30ETF(愛称:Qトップ)【392A】という新商品が発売されました。
名前のとおり、NASDAQ100のうち時価総額トップ30の企業だけに厳選投資するETFです。
立ち位置としては、「FANG+」や「USテック・トップ20」に近い商品となります。
近年の米国株を牽引しているのはマグニフィセントセブンなどのメガテックであり、これら勝ち組企業だけに集中投資したい人におすすめです。
忙しい人向けに、60秒でサクッと学べるショート動画も用意しています。
ご興味ある方はぜひ!
iシェアーズ NASDAQトップ30 ETF(Qトップ)【392A】の特徴と投資メリット
Qトップの概要と基本情報
iシェアーズ NASDAQトップ30 ETF(Qトップ)の概要は以下のとおりです。
・2025年7月発売の新商品
・信託報酬は年0.44%
・国内ETFなので2,000円程度から少額でリアルタイム取引可
・年4回の銘柄見直しで常にナスダックトップ30を保有できる
近年の米国株を牽引しているのはマイクロソフト、エヌビディア、グーグル、メタ、ブロードコムなどの半導体銘柄やメガテックです。
一方で、個別銘柄ベースでは入れ替わりが激しく、今の勝ち組が数年後には負け組に転落するのも珍しくありません。
Qトップは年4回の銘柄入れ替えがありますので、私たち投資家が何もしなくても常にトップ30を保有し続けられるのが最大の利点です。
過去の実績から見るNASDAQトップ30の強さ
過去15年の実績では、NASDAQのトップ30銘柄のリターンは、それ以外の銘柄を大きく上回ってきました(下図参照)。
近年は「勝ち組が総取り(Winner takes all)」の流れが顕著になってきています。
もちろん、過去の株価で将来の相場を予測することはできません。
しかし、30銘柄に適度に分散しながら、これらテック銘柄の高い成長性に投資できるのはQトップの最大の魅力です。
トップ30銘柄の成長性とリスク(チャート比較)
NASDAQのトップ30の過去のチャートを見てみましょう(下図参照)。
以下のシミュレーションによれば、ナスダックトップ30の成長性は凄まじく、過去15年で株価は約20倍に急成長しています。
この勢いが今後も続くかは分かりませんが、メガテックの成長無くして米国株の大きな成長は望めないことから、Qトップは有望な投資先の1つと言えるでしょう。
ただし、通常のNASDAQ100よりも銘柄が少なく、業種も偏りますので値動きは大きいです。
ボラティリティの大きさに耐えられる中級者以上向けの銘柄と言えるでしょう。
Qトップの構成銘柄と分散効果
Qトップの構成銘柄を見ていきます(下図参照)。
マイクロソフト、エヌビディア、アップル、アマゾン、テスラ、ネットフリックスなどの主要なメガテック、半導体銘柄を幅広くカバーします。
また、近年の成長が著しいパランティアなどの新興企業も組み入れています。
個別株だとこれからどの銘柄が伸びるか予想するのが難しいという方は、QトップなどのETFを活用するのがよいでしょう。
注目銘柄:パランティアの成長と可能性
パランティアの実際のチャートを見てみましょう(下図参照)。
パランティアはAIを活用した高度なデータ解析プラットフォームを提供する新興企業です。
ボラティリティも高いですが、過去1年間で+500%以上の高いリターンを記録しています。
まとめ:Qトップ(392A)はメガテック集中投資をしたい中級者以上に有力な選択肢
Qトップは、NASDAQトップ30のメガテックに集中投資できる新しいETFです。
成長性の高さと自動リバランスの安心感が魅力ですが、値動きが大きいため中級者以上向けの商品と言えるでしょう。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ







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