
おはようございます。
2025年に入ってからゴールド(金)が絶好調で、史上最高価格を更新し続けています。
ゴールドに注目する投資家が増えた影響で、金の投資信託やETFも以前と比べて優秀な商品が増えてきました。
本日は、1) 投資信託、2) 東証ETF(国内ETF)、3) 米国ETF、の3つの部門で、それぞれおすすめの商品をご紹介します。
どれも非常に低コストで運用できる優秀な商品ばかりですので、ゴールド投資を検討中の方はぜひ参考にしてください!
お忙しい人向けに、60秒でサクッと学べるショート動画も用意しました。
よろしければどうぞ!
ゴールド投資おすすめ商品まとめ【投資信託・東証ETF・米国ETF】
はじめに:ゴールドが今注目されている理由
はじめに、ゴールドが今注目されている理由を解説します。
金は世界共通で希少性や価値が広く認識されている実物資産であり、株価ショックなどの暴落時に資金の待避先として好まれます。
また、金は毎年の供給量に限りがあるため、近年のように量的緩和で通貨供給量が増えると、ゴールドの希少性が相対的に上がり価格上昇につながる性質を持っています。
さらに、ゴールドは株式や債券など他の資産(アセット)と異なる値動きを示すため、分散投資先の1つとして注目されています。
投資信託なら「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(サクッと純金)」
ゴールドに投資する投資信託の中で一番おすすめなのが、「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(サクッと純金)」です。
信託報酬が年0.1838%と、既存の金投資信託と比べて圧倒的に安いのが最大の魅力です。
LBMA金価格指数という金の国際的基準価格に連動するため、安心して投資できます。
投資信託を使うメリットは、
・最低100円から気軽に投資できる
・投信積立を使えば自動積立が簡単
が挙げられます。
販売会社がSBI証券と松井証券に限られますが、投資できる環境にある人はこれ一択でいいんじゃないかと思えるくらい優秀な商品です。
サクッと純金の詳細を知りたい方は以下の記事もどうぞ!
東証ETFなら「iシェアーズ314A」か「グローバルX 425A」
上でご紹介した「サクッと純金」が選べない場合、低コストのゴールドETF(東証ETF)を検討しましょう。
おすすめは、「iシェアーズ ゴールドETF(314A)」です。
信託報酬は年0.22%と低く、こちらもLBMA金価格指数に連動するので安心して投資できます。
10口2,500円前後から少額で投資できるため意外にハードルも低いです。
314Aの詳細を知りたい方は以下の記事もどうぞ!
9月26日に、新しく「グローバルX ゴールドETF(425A)」というETFが上場しました。
こちらは上場したばかりなので実績や流動性が未知数という点に注意が必要ですが、信託報酬は年0.1775%と国内最安なので要注目です。
東証ETFなら「314A」か「425A」のどちらかを選ぶとよいでしょう。
425Aの詳細を知りたい方は以下の記事もどうぞ!
米国ETFなら「SPDR ゴールドミニシェアーズトラスト(GLDM)」
最後に米国ETFの中から、「SPDR ゴールドミニシェアーズトラスト(GLDM)」をご紹介します。
GLDMは、経費率が年0.10%と圧倒的に安いのが最大の魅力です。
米国ETFなので、ドル建て取引が必要、為替・買付手数料に注意が必要ですが、米国株取引に慣れている方なら問題ないかと思います。
新NISAの場合、SBI証券や楽天証券では米国株の買付手数料は無料ですので、手数料面の心配はありません。
米国ETFなので取引の難易度が若干上がりますが、コストに徹底的にこだわりたい人にはおすすめです。
GLDMの詳細を知りたい方は以下の記事もどうぞ!
3商品の比較と選び方のポイント
最後に、本日ご紹介した3商品を比較してみます(下図参照)。
SBIの「サクッと純金」は投資信託なので取り扱いが最も簡単です。
毎月100円から気軽に積立投資ができるので、初心者には一番おすすめです。
SBI証券か松井証券ユーザーはこれを選べば間違いないでしょう。
サクッと純金が選べない場合は、国内ETFの「314A」か「425A」です。
425Aは発売したばかりで怖いという人は、314Aを選ぶとよいでしょう。
普段から米国株取引に慣れている人は、GLDMを選べばOKです。
まとめ:初心者は投資信託、経験者はETFを選ぼう
ゴールド投資は、株式や債券と異なる値動きをするため、資産分散に最適です。
初心者は積立が簡単な「サクッと純金」、ETFなら低コストの「314A」や「425A」、米国株に慣れている方は超低コストの「GLDM」を選ぶと良いでしょう。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ







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