
おはようございます。
本日は、「上場インデックスファンド日経平均高配当株50(399A)」をご紹介します。
399Aのベンチマークは日経平均高配当株50指数で、これは国内の高配当株ETFでNo.1の人気を誇る「NF・日経高配当50 ETF(1489)」と同じです。
堅実に運用されれば、399Aと1489はほぼ同じリターンが期待できますが、大きく違うのがコストです。
399Aは信託報酬が年0.165%と安く、これは1489の年0.308%と比べて半分くらいの水準です。
399Aは「大人気ETF 1489の低コスト版」という位置付けで、今後人気が出る可能性があり注目です。
お忙しい方向けに、60秒でサクッと学べるショート動画も用意しました。
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上場インデックスファンド日経平均高配当株50(399A)は年0.165%の低コストが魅力のETF
上場インデックスファンド日経平均高配当株50(399A)とは?
「上場インデックスファンド日経平均高配当株50(399A)」は、日経平均高配当株50指数に連動するETFです。
信託報酬は年0.165%と低コストで、同じ指数に連動ETFである「上場高配当日本株(1489)」の年0.308%よりも半分近く安い水準となっています。
純資産総額は約45億円と小さめですが、2025年7月に新規設定されたばかりの新しいETFなので、今後の資金流入に期待です。
取引単価も1口あたり1,500〜2,000円程度と購入しやすく、少額から日本株の高配当ポートフォリオに分散投資できる点が魅力です。
分配金は4月と10月の年2回で、安定したインカム収入を狙えます。
安定した高配当が魅力
日経平均高配当株50指数は、配当利回りの高い50銘柄を厳選して構成される指数です。
過去8年間のデータを見ると、平均でおよそ4%前後の配当利回りを維持しており、TOPIX(約2%)や日経平均(約2.4%)と比べても2倍近い水準となっています。
この高い利回りは、景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄を多く含むことが背景にあります。
製薬、通信、金融、商社、エネルギーなど、日本経済を支える安定企業が中心で、減配リスクも相対的に低いのが特徴です。
「値上がり益よりも着実な配当を重視したい」という投資家にとって、インカム重視型ポートフォリオのコアとして活用できるETFといえるでしょう。
日本市場は高配当株が強く、値上がり益も期待できる
配当利回りが高いだけでなく、値上がり益(キャピタルゲイン)も十分に期待できるのが、この指数のもう一つの強みです。
過去10年の指数推移をみると、日経平均高配当株50指数は約3倍まで上昇しており、同期間の日経平均やTOPIXを大きく上回っています。
これは単に高配当銘柄が好調だったというだけでなく、配当を安定して支払える財務健全性の高い企業が市場全体をけん引してきた結果です。
日本市場では「高配当+業績安定」の組み合わせが非常に強く、株主還元強化の流れが続く限り、今後も堅調なパフォーマンスが期待されます。
リスク・リターンのバランスに優れる
ETFを選ぶ上で重要なのは、リターンだけでなくリスクとのバランスです。
過去10年のデータでは、日経平均高配当株50指数の年率リターンは11.6%、リスクは16.3%となっています(下図参照)。
一方で日経平均株価のリターンは8.4%、TOPIXは7.8%と、いずれも日経高配当株50に劣っています。
日経平均全体と日経平均高配当株50のリスクがほぼ同じで、リターンは日経高配当株50の方が大幅に上回っている点は見逃せません。
つまり、リスクに比して効率的なリターン(リスクあたりの成果)を得られていることがわかります。
安定した配当を得ながら、株価上昇も狙えるという点で、リスク・リターンのバランスに優れた指数といえるでしょう。
特に長期保有を前提とする投資家にとっては、安定したインカム収入を得ながら、複利での成長も狙える理想的な選択肢の1つです。
構成銘柄トップ10
日経平均高配当株50指数は、日本を代表する大型優良企業で構成されています。
トップ10銘柄には、以下のような企業が並びます(下図参照)。
製造業から金融、商社まで、安定感と収益力を兼ね備えた企業がバランスよく採用されています。
また、この指数は銘柄の定期見直しやリバランスがあり、旬を過ぎた銘柄は自動的に入れ替えが行われるため、投資家が個別に銘柄を入れ替える手間がありません。
ETFであれば、初心者でも簡単に高配当株投資を実践できるのが大きなメリットです。
まとめ:399Aは「1489の低コスト版」として注目の高配当ETF
「上場インデックスファンド日経平均高配当株50(399A)」は、日経高配当株50指数に連動するETFの中で、信託報酬が年0.165%と最安なのが魅力です。
大人気ETF「1489」の廉価版と言えるでしょう。
「日本株で安定的な配当を得たい」「個別銘柄の選定に時間をかけたくない」という方にとって、長期投資の有力な選択肢になるでしょう。
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Source: 神経内科医ちゅり男のブログ







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