
おはようございます。
米国株への長期投資を考えたとき、まず候補に挙がるのが「全米株式」への投資です。
中でもおすすめは、SBI・V・全米株式インデックスファンドです。
このファンドは、米国ETFの王道である VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF) に連動する投資信託で、
低コスト・高い分散性・NISA対応と、個人投資家にとって使いやすい商品になっています。
本記事では、
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SBI・V・全米株式インデックスファンドの特徴
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VTIの中身と過去の実績
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S&P500との違い
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どんな人に向いているのか
を分かりやすく解説します。
60秒でサクッと学べるショート動画も用意しましたので、よろしければどうぞ!
SBI・V・全米株式インデックスファンドの特徴と魅力を徹底解説
SBI・V・全米株式インデックスファンドとは?
SBI・V・全米株式インデックスファンドは、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する投資信託です。
最大の特徴は、中身がVTIそのものである点です。
つまり、投資信託で米国株式市場全体に丸ごと投資できます。
主なポイントは以下のとおりです。
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信託報酬:年0.0938%
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全米株式の投資信託の中でも最安水準
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約4,000銘柄に分散投資
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純資産総額:約3,700億円
まさに「投信で全米株を買う王道」と言えます。
VTIの概要と過去10年の実績
VTIは、米国株式市場の時価総額の約99%をカバーするETFです。
大型株だけでなく、中小型株まで幅広く含まれているのが特徴です。
過去の実績を見ると、直近10年で約3.6倍と、高い成長性を見せています。
短期的な上下はあるものの、長期では右肩上がりの推移を続けており、米国経済の強さをそのまま享受できる商品と言えるでしょう。
なお、VTIそのものの仕組みや、より詳しい実績・特徴については、こちらの記事で詳しく解説しています。
投資信託で全米株式に投資するメリット
VTIは優れたETFですが、1株あたり約300ドル超と、少額投資にはやや不向きです。
その点、SBI・V・全米株式インデックスファンドなら、
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100円から投資可能
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NISAつみたて投資枠・成長投資枠に対応
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円建てで購入できる
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自動積立が簡単
といったメリットがあります。
VTIをそのまま積立で買えるのが投資信託を使う最大の利点です。
構成銘柄トップ10はGAFAM中心
全米株式と聞くと分散のイメージが強いですが、上位銘柄を見ると、現在の米国経済を牽引する企業が並びます。
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エヌビディア
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マイクロソフト
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アップル
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アマゾン
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メタ
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アルファベット(Google)
いわゆる GAFAM+α が中心です。
一方で、S&P500より分散が効いているため、これらの比率が高くなりすぎないのも全米株式の特徴です。
全米株式とS&P500はどちらを選ぶべき?
VTI(全米株)とVOO(S&P500)を比較すると、リターンはほぼ同じです。
違いを一言でまとめると、
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S&P500:大型株集中・やや高リターン志向
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全米株式:中小型株も含めた最大分散
どちらも優秀ですが、「とにかく分散を重視したい」方には全米株式が向いています。
SBI・V・全米株式インデックスファンドは、その全米株式を低コストで保有できる優秀な選択肢です。
まとめ:SBI・V・全米株式インデックスファンドは王道の全米株投信
SBI・V・全米株式インデックスファンドは、VTI連動・低コスト・高分散という三拍子がそろった投資信託です。
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米国株を丸ごと保有したい
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少額から長期で積立したい
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S&P500より分散を重視したい
こうした方にとって、非常に相性の良いファンドと言えるでしょう。
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