自分自身の生活習慣を振り返ること(喘息患者さんから)

内科医
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気管支喘息の患者さんからの伝言です。
皆さんに伝えて欲しい!と。。。

「自分は幼少時から喘息に苦しんでいました。
 それが今…喘鳴もなければ風邪も引かない!」と。

「ブログでも何でも良いから…
 そんな私の姿を伝えて欲しい!」と。うん(^_^)

 この治療の勝因は、まず本人の決意に他なりません。
「どうしても治したい」という気持ちが基盤にあります。

この患者さんは女性ですが…
肥満傾向でしたので15キロ程度の減量をしています。

それが、まず最大の勝因です。
それぞれの患者さんの言い訳は沢山ありますが…

「やるか?やらないか?」だけです。
喘息治療の場合には、ふつう気管支拡張剤や鎮咳剤、吸入薬を使います。
彼女の場合も最初の診察では…いつも喘鳴がありました。

そんな彼女でしたが…現状の彼女の病状は
「こんな喘鳴の無い自分って初めて…」と笑顔で話します。

この漢方治療後…すでに2年ほどは経っていますが…
これが感激された患者さんの言葉です。

漢方的に考えてみると…喘息の根源は気管支だけでは無いようです。
使っている薬は肝臓や脾臓などの実質臓器の熱を取る少陽病の漢方薬。
腸熱による咳が起因する咳に対する陽明病の漢方薬。
そして後世法の肺の熱を意識した漢方薬…の3つの合方を使っています。
その後に胃熱をとる古法の漢方薬を別に加えています。

現状では…最初に聴取された喘鳴はありません。
病院で処方していたテオドールも吸入もしなくて良くなった、と。

ここで指摘される最大のポイントは3つあります…

「治す!」という患者さんの決意と行動です。
「全身を診る」ということが医師に取って重要な点だと思われます。
「治療は患者さんと医師との共同作業である」ということです。

ご自分の生活から作り出した病気を他人任せにすることは間違いです。
まずはご自分の生活を顧みることから始めないと治療も進みません。

75才以降ならば…寿命も近いし食事制限はしませんが…
まだ行動しなくてはならない年齢ならば、患者さんの生活改善が大切です。
治療は2番目で、患者さん本人が自覚することが一番重要なこと。
そんなことを示している症例だと思います。

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東京ラブストーリーの「カンチ」も…刑事役として素敵な味を出しています。
東京ラブストーリーのリバイバルもされるとのことですが…
鈴木保奈美さんのリカの演技の素晴らしさを越えることができれば素敵ですね。
うん(^_^)


Source: 病気って…なぁに?

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