大浴場へは行きません。

がんであるかどうかは、
外見ではわからない

が、乳がんは、
“乳房を失う”という病でもある

裸になれば、
否応なく他人に知られることになる

乳がん患者の悩みの一つに、
“温泉に行けない”というものがある

おそらく、
ほとんどの乳がん経験者が感じている悩みだろう

入浴時、
手術痕を隠すために着用するものもあるが、

『タオルを浴槽に入れてはいけない』

という理由から、
なかなか温泉施設の理解が求められなかった

が、
今ではほとんどの施設で着用ができるようになり、
気軽に温泉を楽しんでいる人たちも多いようだ

逆に、

「着用していることで、
 “乳がん”ということが知らてしまうので、
 着用しない」

という人もいる

「タオルで胸のあたりを隠せばいいし、
 意外と誰も他人のこと見てないものだよ」

と、
術後の温泉デビューを明ってくれた人もいた

「80代くらいのおばあちゃんが、
 隠しもせず堂々と温泉に入っていた姿が
 格好よかった」

そんな、心強い体験談もあった

「何人かで集まって、
 みんなで一緒に温泉に行く」

という人たちも少なくないようだ

そんな私は、未だ温泉には行っていない

たぶん、一生行かないだろう

やっぱり、他人の目は気になる

「誰も見てないよ」

そう励ましてくれる人もいる

が、やっぱり私には無理だ――

  それでなくても、私の身体の前面は、
  メスの傷痕だらけだ

   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
  ↓ 両方押していただけると嬉しいです ↓
   
  人気ブログランキング    にほんブログ村 

★しこり発見から治療までの経緯は⇒こちら

★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から


Source: りかこの乳がん体験記

コメント

タイトルとURLをコピーしました