Ahlqvistしてみませんか

健康法

このブログでは,スウエーデンの E.Ahlqvist博士が提唱した新説;

を,何度も紹介してきました.

2型糖尿病って本当にあるのでしょうか? その1

糖尿病は1型,2型,そして [その他の糖尿病]と分類されていますが,最近この分類に疑問が投げかけられています.

『2型糖尿病』は存在しない[1]
肥満だけが原因か糖尿病の解説書やネット情報では,『1型糖尿病は 生活習慣とは無関係に発症するが,2型糖尿病は 過食や運動不足で肥満になり,インスリン抵抗性が強くなって発症する』などと書かれているものがあります.たしかに欧米の糖尿病患者は,ほ…
【続】[2型糖尿病]は存在しない[1] Ahlqvist説は 深まり広がりつつある
『2型糖尿病』というものは存在しない2018年に スウェーデンのEmma Ahlqvist博士が発表した論文は,世界の糖尿病医学者に衝撃を与えました.この論文は,スウェーデンのScania県で新たに糖尿病と診断されたすべての患者のデータベー…

この説は 日本では 長らく無視されていたのですが,欧州で本格的な検討が進められるようになると;

ラプソディー
ラプソディー Rhapsodyとは日本語で『即興狂詩曲』と訳されます.ラプソディー・イン・ブルー(Rhapsody in Blue)は,1924年 ガーシュウインによる名曲です.これにあやかったのでしょう. 欧州の官民共同機関IMI(Inn…

ついに 日本糖尿病学会も,『2型糖尿病には病態によって 異なるパターン(サブグループ)があるのではないか』という視点での検討を2025年に開始しました.

ついに日本糖尿病学会も
私がこの本館ブログ を始めた時,大きな関心事が二つありました.【食事療法】一つは,当時 日本糖尿学会が推奨していた糖尿病患者のための食事療法(=食品交換表)は,本当にこれでいいのかという問題でした.なぜなら 食品交換表を忠実に守った食事を続…

この方面での第一人者 福島県立医大の島袋充生 教授は,『膨大な計算を要する Ahlqvist サブグループ分類を,AIの活用によって簡易に分類できるツールを開発中』とお伝えしましたが;

糖尿病学会 感想4
【この記事は 第68回 日本糖尿病学会年次学術集会のレポートではなく,講演を聴講した ぞるばの感想です】学会初日の午前は【シンポジウム7 糖尿病診療における人工知能およびデジタル医療の展望】を聞いておりました.このシンポジウムの最後の2題は…

このほど そのツールが完成し,既に公開されています.

福島県立医大 糖尿病サブタイプ分離アプリ

この画面の左側の入力欄に あなたの 年齢・性別・BMI・抗GAD抗体の陽性/陰性[★]・HbA1c を入力すれば,画面の右側に 『あなたの分類結果』が表示されます.

[★] 抗GAD抗体の陽性/陰性= 1型でなければ,ここは 「陰性」と入力します.

ぞるばの場合は,こうなりました. 97%の確率で MARD(加齢性軽度糖尿病)なのだそうです. トホホ

なお,最初の画面で 必須情報だけでなく,空腹時血糖値,空腹時C-ペプチド,HDLなど,入力する情報が多ければ多いほど サブタイプの判定精度が向上するようです.

またこの判定ツールは,糖尿病ではない健常人であっても,どのタイプの糖尿病に近いかを判定します. したがって,正常な人が このツールに自分の検査値を打ち込んで,『なんとか糖尿病です』と判定されても 病院に駆け込まないでください.

あなたも最新の検査結果を手元に置いて,Ahlqvistを ちょっと試してみませんか?

キャンディーズ 春一番

Source: しらねのぞるばの暴言ブログ

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