【234A vs 518A】どっちを選ぶ?キャッシュフロー重視の日本株ETFを徹底比較

内科医

 

おはようございます。

最近の日本株ETFでは、単純に時価総額の大きな企業へ投資するだけでなく、企業の「稼ぐ力」や「配当」に注目して銘柄を選ぶ商品が増えてきました。

その中でも面白い存在が、

・234A:グローバルX MSCI キャッシュフローキング-日本株式 ETF

・518A:グローバルX 高配当キャッシュフロー-日本株式 ETF

の2本です。

どちらも企業が自由に使えるお金であるフリーキャッシュフロー(FCF)を重視しており、一見するとよく似ています。

しかし、実際には234Aは「稼ぐ力・割安さ」重視、518Aは「高配当・インカム」重視という違いがあります。

そこで本日は、234Aと518Aについて、銘柄選定ルール、分配金、信託報酬、どんな人に向いているかを初心者向けに分かりやすく比較します。

いつも通り、60秒でサクッと学べるショート動画もご用意しましたので、よろしければどうぞ。

youtube

 

234Aと518Aを徹底比較!「稼ぐ力」と「高配当」で選ぶ日本株ETF

 

234Aと518Aの最大の違いは「何を重視して銘柄を選ぶか」

234Aと518Aは、どちらも企業のフリーキャッシュフロー(FCF)に注目した日本株ETFです。

FCFとは、企業が本業で稼いだお金から設備投資などを差し引いた後に残る、企業が自由に使えるお金のことです。

FCFが豊富な企業は、配当や自社株買い、成長投資、借金返済などに資金を回しやすいという強みがあります。

一方で、両ETFが重視するポイントは少し異なります。

234Aは「FCF利回り」を重視し、企業の稼ぐ力と割安さに注目します。

それに対して518Aは、「配当利回り+FCF利回り」を重視します。

つまり、

・234A:稼ぐ力・割安さ重視

・518A:高配当・稼ぐ力重視

と言えます。

 

 

234Aと518Aの銘柄選定ルールを比較

234Aと518Aは、どちらも日本株を投資対象とし、一定の条件で銘柄を絞り込みます。

234Aでは、FCF利回りを使って企業を評価し上位50銘柄を組み入れます。

FCF利回りとは、企業が生み出すフリーキャッシュフローを企業価値と比較した指標です。

簡単に言えば、「株価に対してどれだけキャッシュを稼いでいるか」を見ることができます。

一方の518Aでは、配当利回りとFCF利回りの両方から企業を評価します。

高配当であるだけでなく、しっかりキャッシュを稼いでいる企業を選ぼうという考え方です。

したがって、

234AはFCFを軸にしたバリュー株ETF

518AはFCFというフィルターを加えた高配当株ETF

ととなります。

 

 

234Aと518Aの分配金・信託報酬など基本スペックを比較

基本スペックにも違いがあります。

234Aの分配は年2回なのに対して、518Aは年4回です。

また、信託報酬(税込)は、

234A:年0.3025%

518A:年0.275%

となっています。コストだけを見れば518Aが若干有利です。

もっとも重要なのは、そもそもの投資目的が違うことです。

234Aは高配当ETFではなく、FCF利回りを重視して銘柄を選ぶETFです。

一方、518Aは分配金を重視する高配当ETFとして設計されています。

したがって、自分が何を目的に日本株へ投資するのかを先に考えるべきでしょう。

 

 

234Aと518Aはどっちがおすすめ?目的別に選ぼう

234Aと518Aのどちらが優れているかについて正解はありません。

投資目的によって選ぶETFが変わるからです。

234Aが向いているのは、企業の「稼ぐ力」と「割安さ」を重視したい方です。

配当利回りだけにこだわらず、しっかりFCFを生み出している企業へ投資し、値上がり益も狙いたい場合はこちらが候補になります。

一方、518Aが向いているのは、高配当株から得られる分配金を重視したい方です。

単純な配当利回りだけではなくFCFも考慮しているため、企業のキャッシュ創出力にも注目した高配当ETFと言えます。

よって、「配当を受け取りたいかどうか」をまず考えるのが分かりやすいと思います。

インカムを重視するなら518A、配当にこだわらず企業の稼ぐ力や割安さを重視するなら234Aがよいでしょう。

 

 

まとめ:234Aは「稼ぐ力」、518Aは「高配当」を重視するETF

234Aと518Aは、どちらもFCFに注目した日本株ETFですが、投資目的は異なります。

・234A:FCF利回りを重視し、「稼ぐ力・割安さ」を狙う

・518A:配当利回り+FCF利回りを重視し、「高配当・インカム」を狙う

234Aは高配当ETFではなく、企業のキャッシュ創出力に注目したバリュー株ETFという点が重要です。

一方で、定期的な分配金を重視するなら518Aの方が目的に合っています。

 

📚 ブログ記事だけでは伝えきれない内容を、2冊の本にまとめました

このブログでは、NISA、投資信託、ETF、インデックス投資について日々発信しています。

一方で、ブログ記事はどうしてもテーマごとの解説になりやすく、「お金の基礎から順番に学びたい」という方には本のほうが向いています。

そこで、初心者の方でも体系的に学べるように書いたのが以下の2冊です。

▶ 『世界一やさしいお金の教科書 1年生』

▶ 『世界一やさしい投資信託・ETFの教科書 1年生』

NISAをこれから始める方、投資信託やETFを基礎から理解したい方、家計管理から資産形成まで一通り学びたい方におすすめです。

 

関連記事のご紹介

234Aを徹底解説しました。あわせてご覧ください。

www.churio807.com

 

518Aを徹底解説しました。あわせてご覧ください。

www.churio807.com

 

日本高配当株ETFの1489、399A、518Aの3本を比較しました。

www.churio807.com

Source: 神経内科医ちゅり男のブログ

コメント

タイトルとURLをコピーしました