その他ドクター 皮膚科医の読書記録2019年3月 3月の書評は5冊。今月は豊作だった。▼2月の書評はこちら▼皮膚科医の読書記録2019年2月 2月の書評は本4冊、マンガ3冊作。 ▼前回の書評▼ 1. 財務3表一体理解法 評価★★★★☆4 クリニック開業のために経営の本を読んでいると、どうや... 2019.04.01 その他ドクター
内科医 共有意思決定は抗菌薬を減らし、患者の不安を軽くするかもしれない。 「どうしたら抗菌薬処方を減らせるのだろう」 という薬剤師さんたちの願いで、始めた「抗菌薬の使い方」シリーズ。 今回が3回目です。 抗菌薬で化膿性鼻炎(色がついた鼻水の出るかぜ)は改善するか? 抗菌薬で中耳炎や肺炎を予防できるか? 抗菌薬処方... 2019.03.24 内科医
内科医 抗菌薬は肺炎や中耳炎の予防に有効ですか? かぜに抗菌薬不要は当たり前! それなのに、処方箋は抗菌薬だらけ! という薬剤師さんたちの要望で、始めた「抗菌薬の使い方」シリーズ。 全3回を予定しています。 抗菌薬で化膿性鼻炎(色がついた鼻水の出るかぜ)は改善するか? 抗菌薬で中耳炎や肺炎... 2019.03.21 内科医
内科医 鼻水が黄色や緑色のときは抗菌薬が効きますか? 2019年4月に篠山市薬剤師会から「小児の抗菌薬の使い方」についての講演会を依頼頂いています。 そのため、現在私は抗菌薬の勉強中です。 勉強で得た知識をここでシェアしたいと思います。 私が解決すべきテーマは3つあります。 抗菌薬で化膿性鼻炎... 2019.03.19 内科医
内科医 医学生の地域医療体験実習と指導医のコメント。 医学生は5年生か6年生のときに「地域医療医療体験」という実習をします。 私も6年生の夏に月ヶ瀬村というかつて奈良県に存在していた村に実習に行きました。 たった一人の医師が子どもから大人まで、風邪から怪我まで、すべてを診療していたということと... 2019.03.18 内科医
内科医 「小児科ファーストタッチ」の使い方と目次。 本記事は、初期研修医・総合診療医のための 小児科ファーストタッチの使い方と目次です。 小児科ファーストタッチの使い方 ①小児科研修の予習に 小児科を研修する前または研修中に、遭遇する頻度が高い症候・疾患(目次の★4つ以上が目安)をあらかじめ... 2019.03.17 内科医
内科医 序文:医療崩壊から学んだ教育改革。 本記事は、初期研修医・総合診療医のための 小児科ファーストタッチの序文です。 医療崩壊から学んだ教育改革 兵庫県立柏原病院は、医師不足による医療崩壊を経験した地方基幹病院です。 医師不足を解消すべく、柏原病院が2013年に打ち出した施策は教... 2019.03.16 内科医
内科医 兵庫県の小児重症喘息ネットワークとゾレア症例の共有。 2019年3月13日、兵庫県の重症喘息ネットワークでゾレアの情報交換を行いました。 兵庫県立柏原病院も小児科医5人と医学生1人が参加しました。 今回は、小児重症喘息ネットワーク講演会で学んだことを備忘録として残します。 ゾレアの特徴:喘息コ... 2019.03.14 内科医
内科医 小児科医がアルピニー坐剤を実際に切ってみた。 子どもが熱を出して、小児科に連れて行ったという経験がある親は多いと思います。 小児科医の立場からしても、理由が「発熱」である受診はとても多いです。 発熱に対して、解熱薬を使うことがあります。 その解熱薬は、おとなだったら基本的に錠剤でしょう... 2019.02.25 内科医
内科医 NISAは売却時点で損失があると損益通算できないのが最大のデメリット おはようございます。 当ブログの読者の同業の先生から、以下のご質問をいただきました。 ちゅり男様 いつも楽しくブログを読ませて頂いております。 以前に一度医師の小規模企業共済について質問させて頂いた者です。 現在30代半ばで都内で小児科医... 2019.02.24 内科医
その他ドクター アレルギー性疾患を根本から改善へ導く治療法 ブログランキングに参加しています。皆様の応援クリックが励みになります! 日本を含む先進国で患者が急増しているアレルギー疾患。ひとくちにアレルギーといっても、気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、花粉症。症状もさまざまで、現代医療にお... 2019.02.21 その他ドクター
内科医 第113回医師国家試験の小児科43問総評 2019年2月10日、11日に医師国家試験がありました。 全部で400問、受験生は大変だったと思います。 お疲れ様でした。 私も本日、400問をざっとですが確認しました。 内科、外科、産婦人科、公衆衛生など様々な分野から出題されており、その... 2019.02.13 内科医
内科医 細気管支炎の重症化予測スコア。 気管支炎や肺炎という言葉は聞いたことがあると思いますが、「細気管支炎」というフレーズはなかなか聞き慣れないと思います。 細気管支炎とは、気管支の末梢、つまり気管支がさらに細くなったところに起きる感染症です。 生後6か月未満の児がRSウイルス... 2019.01.29 内科医
内科医 アジアにおける舌下免疫療法の有効性 もうすぐ、スギ花粉の季節ですね。 アレルギー性鼻炎は日本人の39.4%にみられ、通年性は23.4%、スギ花粉によるものは26.5%です1)。 舌下免疫療法とは、スギやダニのエキスを食べることで、そのアレルギーを治すという治療です(この表現は... 2019.01.17 内科医
内科医 医者が受診するときのクリニックの選び方 新年あけましておめでとうございます。今年はとうとう年号が変わるということで、どんな1年になるでしょうか。医療界にとってはあまりよくないことばかりで、いい未来が予想できないですが、少しでもいいことがあるといいですね…。 さて、新年最初のお題は... 2019.01.07 内科医
内科医 2019年の抱負。丹波医療センターに向けて。 KID先生、ほむほむ先生が今年の抱負を述べておられましたので、便乗して私も豊富を書きます。 このブログで抱負を公開するのは初めてですが、実は毎年抱負を立てています。 基本的に、3年後くらいまでの抱負を立てるようにしています。 そして1年に1... 2019.01.03 内科医
内科医 第5回総合アレルギー講習会の感想。 2018年12月15日-16日、第5回総合アレルギー講習会に行ってきました。 第3回から私は参加していて、今回で3回目です。 今回は初めての大阪会場での参加です(いつもは横浜でした)。 会場が近かったので、10月のアレルギーセミナーのように... 2018.12.17 内科医
内科医 発熱していてもお風呂に入っても良い理由を一小児科医が考える。 子どもが病院を受診するもっとも多い理由は発熱です1)。 したがって、小児科医は発熱時の対応を上手に説明できることが求められます。 私の印象では、多くの保護者が「熱があるときはお風呂に入ってはいけない」と思っています。 そのため、医療者が「熱... 2018.12.05 内科医
内科医 小児の経口補水療法のやり方、作り方。 だんだんと寒くなってきました。 もうすぐノロウイルス、ロタウイルスの時期です。 胃腸炎が流行する前に、兵庫県立柏原病院は経口補水療法の方法を見直しました。 嘔吐や下痢で当院を訪れた患者さんに、経口補水療法の方法を書いたリーフレットをお渡しす... 2018.11.16 内科医
内科医 稼げる診療科・稼げない診療科。その違いとは? たくさんある病院の診療科。 日本では診療科ごとの賃金格差は派手ではありませんが、稼げる診療科と、あまり稼げない診療科があります。 ここでは診療科ごとの格差について、ご紹介していきましょう。 米国における稼げる診療科・稼げない診療科 Busi... 2018.11.11 内科医
内科医 ポケモンがRSウイルスに感染した場合、迅速検査は非常に有効である。 保育園から「RSウイルスの検査をしてください」と頼まれるたびに、私には思うところがあります。 1歳以上の生来健康な子どもに対して、RSウイルス検査はどれだけの価値を持つのでしょうか。 そんなことを考えながら、子どもとポケットモンスターのゲー... 2018.10.22 内科医
内科医 食物アレルギー。「除去して治す」と「食べて治す」のエビデンス。 食物アレルギーは、「除去して治す」という戦略と、「食べて治す」という戦略が存在します。 この2つは矛盾するようで、時間軸でのズレが存在するために矛盾しません。 場合によっては、「まずは除去し、それから食べて治しましょう」という指導をすること... 2018.10.09 内科医
内科医 青少年のタトゥー(入れ墨)に対する小児科医のアドバイス。 タトゥーについて、アメリカ小児科学会が興味深い声明を出しています。 今回は、アメリカ小児科学会のタトゥーに対する認識を書きます。 タトゥーの頻度 Adolescent and Young Adult Tattooing, Piercing,... 2018.10.04 内科医
その他ドクター インベスターZに学ぶクリニック開業の考え方 話題の投資マンガ「インベスターZ」を読んだ。 インベスターZ コミック 全21巻セット 投資の話ばかりと思いきや、投資以外の話題も豊富。 ベンチャーや個人商店のビジネスの話。生命保険や不動産、iPS細胞から重粒子線まで。 これらの中で11巻... 2018.09.28 その他ドクター
内科医 小児科における胸部レントゲンの価値を再考する。 小児科医の責務の一つに、「子どもの肺炎を見抜く」というものがあります。 これはネルソン小児科学にも記載があります。 臨床医の役割は、肺炎を鑑別することである。 肺炎は細菌性である可能性がより高く、その場合、治療に抗菌薬を必要とする。 ネルソ... 2018.09.26 内科医