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『痛くない死に方』と『けったいな町医者』

僕は、長尾和宏先生のことが大好きだ。不器用やけど真っ直ぐな先生が、なりふり構わずがむしゃらに、ジタバタ足掻き闘う姿に憧れている。あのロックな生き方に憧れている。ちょっと失礼な表現でごめんなさい(笑)この大好きな長尾和宏先生の著書『痛いザイタ...
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グーチョキパーくらいになればええなあ。

昨日のインスタライブは、阪神在宅リハ連絡会代表の桑山浩明さんに、熱く語っていただいた。さて、頭の中を少しずつ整理していきたい。お付き合いください。なによりもまず『リビングウィル』は大切だ。『延命治療の非開始と中止』は、その上で成り立つ。『ア...
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そこに覚悟はあるのか?

ザイタクを支える。ザイタク医療に取り組む。ザイタクホスピスに関わる。今日も、人生と向き合い、病気と向き合い、苦しみと向き合い、そして、お家に帰りたい人たちの、調整に奔走していた。そこに立ち会えることへの感謝を持って、もっと、もっと、本気で取...
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限界と限度を知れ!!!それは、つまり自分自身を知ることだな。

あちこちでは、こんなコロナ禍だからこそ、どんどんと在宅医療のニーズが高まっている。よく勘違いしてしまう。決して、タナカのニーズが高まったのではない。錯覚し、時には、思い上がってしまう。医療人にとって、この錯覚は危険だ。それは、どの立場に置き...
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おじいさんが帰ってくる、そりゃウレシイわ。

大丈夫や。あの人は元気やわ。おじいさん帰ってくるんやて?!あの人は大丈夫や、ワタシのおじいさんや、大丈夫や、きっと元気や。間質性肺炎が重症化し、おじいさんは入院へ。入院する時、今生の別れは済ました。あれから半年。90歳夫婦の絆は、伊達やない...
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『路地裏百人一首』プロジェクト

旅立ちは人それぞれ。死生観はみんなにある。そして、どの人にとっても、どの家族にとっても、どの仲間にとっても、どの友達にとっても、大切な想い出。大切な人生の宝物。もしバナゲームや、ACPや、人生会議は、何のため?!誰のため?!そろそろ、日本人...
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もしもの話を、することは、まんざら悪くない。

昨日、FACEBOOKで知り合った菊池麻衣子さんのお誘いで、ケアカフェもりおかに参加させていただいた。オンラインでする『もしバナゲーム』を、もしバナマイスターの講師 中村恵先生に、丁寧に優しく楽しく教えていただいた。なんとなく、勝手に、そん...
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人間は出逢いで人生が大きく変わる。

人間は出逢いで人生が大きく変わる。医療や介護は、日本中どこにいても、概ね均一化されている。しかし、医者もケアマネも、けっこう、イロイロいる。そして、患者さんや利用者さんも、みんなそれぞれ。だから、医療や介護が創造する世界は、人それぞれ。千差...
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『食べること』への挑戦。

肺がん末期だった祖母のイチゴ。大動脈解離のおじいさんの梅のシロップジュース。食道瘻(PTEG)があってもマグロの握りを食べたいおじいさん。大腸がんのおばあさんがワタシと一緒に食べていけというミカン。超高齢のおばあさんがきまって用意している干...
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川下から川上へ

病気発症。病気診断。治療。延命治療判断。リハビリ。在宅復帰準備。退院。在宅生活。逆から考えられるかな?!お家での暮らし。人生。暮らしている場所。共に暮らしている人。生活スタイル。介護方法。退院準備。在宅生活スタイルに合わせた準備。在宅生活に...
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456日連続です。

今日で、456日連続ブログ更新だ。山あり、谷あり、来る日も来る日も、続けている。456日。ここでしか見えない景色がある。たぶん1000日連続、2000日連続、3000日連続と、そこでしか見えない景色があるはずだ。ザイタク医療が、もっともっと...
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ヤッパリ死神感は拭えない。

大病を患い、イロイロな積極的な治療にチャレンジし、それでも、根治が望めそうにない時、ザイタク医療の声がかかる。ヤッパリ、どこまでいっても、多少の死神感は拭えない。死神に思われようと、これが仕事だから、プロだから、手を抜いたりは決してしない。...
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その結果に影響しているのは介護依存度ではなく医療依存度か?!

「今住んでいるところで人生を全うしたいですか?」2009年にクリニックを開業した時の、パンフレットに使った文言だ。多くの日本人は、お家で最期まで暮らしたい、畳の上で死にたい。と思っているが、現実には、20%前後の方しか、その夢が叶っていない...
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「怖がらなくても良いと言い」

せんせい、このお薬ほんま良かったわ。ワタシ、まだまだ生きられそうよ。ザイタク医療のスタートのタイミングがピタッとハマり、お薬の選択も、ピタッといき、こんなタナカでも信じてもらえる。お薬以上にお家だということもあって、ほんと、クリーンヒット!...
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目の前の優しさより、本気で向き合いたい。

その言葉は、誰のため?その沈黙は、誰のため?その治療は、誰のため?その訪問は、誰のため?患者さんのため?自分自身のため?医療のため?介護のため?自分の生活のため?患者さんの生活のため?毎日、自問自答し、いまだに答えが出ない毎日だ。さらに、付...
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看取るための在宅ではなく、生きるためのザイタク。

毎日毎日、よくもまあ、在宅、ザイタク、在宅、ザイタクと、あちこちで喋りまくっているが、ホント飽きないのかいな?!そんなことを言われ、そう言えばそうやなあ、と、我に返った。そんな場所なんかもうはっきり言って、どうでもエエのかもしれない。なんで...
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順番が逆?!というか、ゆっくりでも一緒?!

先日、『非開始と中止』の話を書いた。まだまだ勉強中だ。しつこく継続していこう。前回と違うパターンを考えてみる。前回は、その時が急にやってきて、気がついたら、いろいろな管が体に入っていた。『非開始と中止』に関する判断が求められる。今度は、ゆっ...
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『在宅看取り』1人称?2人称?『お家で死ぬ』

『在宅看取り』って言葉が、この10年で、随分と、そして、再び、生活の中に、浸透してきている感覚がある。ふと、思った。『在宅看取り』は、1人称?!2人称?!やっぱり、どっちか言うと、これは2人称やん。では、1人称で言うと、なんだろう?『在宅死...
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拝啓、長尾和宏先生

昨夜は、タナカの憧れの大先輩医師、長尾和宏先生のYOUTUBEライブ『ひとり紅白歌合戦』があった。拝啓、長尾和宏先生こんなコロナの時代に、こんな素晴らしい挑戦をしていただき、本当に心から感謝と尊敬です。色々なトラブルは挑戦にはつきものです。...
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リハビリという考え方が、今こそ大事だ。

ザイタク生活を始める時、まずは、どれほど介護が必要になるか、この事を考えがちだ。これは、本人のためと言うより、家族のためとも言える。介護者のためとも言える。では、どれくらい体が動くのか。どれくらい頑張れるのか。どんな環境がベストなのか。日々...
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さあ、みなさんご一緒に!!!

玉手箱研究会もピンコロ4劇も、新年は、『非開始と中止』がテーマだ。『非開始と中止』って、一体何だ?!このテーマは、なかなかハードルが高いが、是非とも、市民さんとともに、取り組みたい。玉手箱研究会ライブ配信まで、約40日ピンコロ4劇まで、約7...
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介護って、ホント気持ちが落ちる。

不惑の40をすぎて、自分のことが、だいたい分かるようになってくると自分の親があまりに自分に似ていることも、気付くようになる。しかも嫌なことに、アカンところがドンドン目につく。そして、ほんとそれは終わりがない。母から届く電話やFAX、手紙は、...
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フライデー!!!〈章ちゃん&濱ちゃん 芝生のソファーで寄り添う〉

12月1日発売のブログ誌「ザイタクよもやま話」に、唐突な感じの仰天タイトルが躍った。〈章ちゃん&濱ちゃん 芝生のソファーで寄り添う〉 記事によると2人は、秋晴れの11月末、三田市・三田谷公園辺りで待ち合わせ、約1時間お喋りを堪能。公園内の野...
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医療は生活の一部と全部?!

今日は、医療のゴールと介護のゴールは違うのか?!そんな話を、仲良しケアマネの濱ちゃんと、した。その様子は、来週のYOUTUBE『路地裏兄弟のザイタクに乾杯!』で、配信予定だが、ちょっと考えてみた。医療は病気を治すためにある?!だから、生活は...
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介護を文化に!ザイタクも文化に!

もうあちこちで、みんなみんな必死にガンバって、生きているのはよくわかっている。特にこの2020年は、コロナだ何で、苦しい毎日だ。みんながホントに必死で、足掻いているのもわかっている。空を見上げる余裕もなく、這いつくばって、歯を食いしばって、...