お内裏様の男女の位置

その他

ひな祭り

女の子の健やかな成長を祈る節句の行事です。

基本的に3月3日の桃の節句に行われます。

雛祭りでは
女の子のいる家庭では「ひな人形」を飾ります。

前回このブログで
ひかたま:何故ひな人形は早く片付けないといけないのか
を書きました。

ひな人形には
おだいり様おひな様があります。

おだいり様とは
ひな壇の一番上の男女のひな人形のこと。

おひな様とは
その下のすべての段のひな人形のことです。

「内裏(おだいり)」とは
もともと
天皇皇后両陛下がお住まいになる御所を示す用語で
そこに住む男女お二人が「おだいり様」です。

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今日は
おだいり様の位置についてです。

ひな壇に向かって
左に男びな
右に女びな
が一般的です。

でも、
昔は向かって右が男びなだったのです。

日本では昔から
左側の立ち位置がより尊いとされてきたからです。

でも
この位置が現代の位置に
逆にされたきっかけは、
昭和3年11月10日昭和天皇の即位の礼です。

世界各国の要人たちが参列するために
天皇の即位の礼では
右側をより尊いとする国際儀礼に従い
天皇陛下が右側、
つまり向かって左側に
皇后陛下が左側、
つまり向かって右側に並んだのです。

これによって
ひな人形のお内裏様の位置が男女逆になりました。

古来からの伝統を大切にする地域では
いまだに
向かって右側が男びなです。

最後に
これは何と読むのでしょうか?
「雪洞」

答えは
「ぼんぼり」です。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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