ニュージーランドの取り組みで特徴的なのはまず、対応が早かったことだ。2月3日の時点で、外国籍の人全員を対象に、中国からのフライト(トランジットを含む)での入国を禁止した。ニュージーランド国籍を持つ人や永住権を持つ人、その家族は入国が許されたが、14日間の自主隔離が求められた。
2月28日に同国初の感染者が確認されると、すぐに入国禁止対象国を拡大。さらに3月19日には、自国民や永住権保有者以外は、全世界どの国からも入国を禁止とした。ニュージーランドは、海外からの観光客数が年間で390万人に達する観光大国ではあるが、決断は早かった。
また、全面的な入国禁止に先立ち3月17日、感染予防策による経済的打撃への対抗策として、ニュージーランドGDPの4%に相当する121億NZドル(8000億円弱)規模の経済対策を打ち出した。
新型コロナウイルスの世界中で猛威をふるう中、海外の多くの都市では厳しいロックダウン施策が打ち出されています。そんな中で、他国と全く違う「独自政策」を打ち出してきたのがスウェーデンです。
4月4日付のデンマークのファイナンス紙によると、デンマークが比較的早く閉鎖策を取ったのに対し、隣国のスウェーデンは「都市封鎖はしない」という根本的に異なった策を取りました。実際、スウェーデンでは今もレストランはカフェが通常営業をしていますし、小・中学生は学校に通っています。
もっとも、スウェーデンでもコロナ感染者数と死者数は増え続けています。4月14日時点でコロナ感染による死者数は919人に上り、計1万948人が検査で陽性、重篤者の数は859人となっています。
同紙によると、ステファン・ロヴェーン首相は当初からこのエピデミックは長く続くことが予想され、1000人に上る死者が出ることを覚悟しなければならない、と国民に伝えていました。そして、疫学専門家のアンデシュ・タグネル氏は今も飲食店や学校を閉鎖する段階には達していない、としています。
ニュージーランドは、早期に国境を閉じ、渡航者を完全にシヤットダウンし、国を「無菌室化」した。
スウェーデンは、都市封鎖はせず、国民に抗体ができるようにする政策です。もちろん死者も多く出ます。
ただ、スウェーデンには過去の経験からこの政策を導き出している。
スウェーデンが他国とは明らかに違う“ソフト”な対策を打ち出してきた背景には、前述のタグネル氏の存在があります。同氏は1995年にエボラが発生したときにザイールに派遣され、そこでの功績を高く評価されました。2009年の豚インフルエンザの際にはスウェーデン人に集団ワクチン接種を行い、たくさんの人命を救いました。
一方でその際、ワクチンの副作用で睡眠発作病に子ども約400人が罹患し、生涯をこの病と戦わなくてはならなくなった、と批判を受けましたが、最終的には助かった人の数と比較したうえで評価を得たということになります。
スウェーデンの考え方は、、集団免疫方式。
タグネル氏の考えでは、新型コロナウイルスなどの新しい伝染病は短期間に終息するとは考え難いので、常識的な対策を国民が日常的に行うこと以外に対策はありません。もちろんその中で感染者や死者は出ますが、人口の57%の人々が抗体を持てば、重篤化しやすい人々も救いやすくなる、ということです。
死者も出ますが、長期的に利益です。
一方、ロックダウンして隔離する政策は、、
いつ解除するの?という問題がある。
外出制限、隔離、鎖国、無菌室化は、国民に抗体は出来ていない。
ワクチンが出来るまで、、無菌室のままにしないと、、、
そこに無症状感染者が来たら、国内感染爆発を引き起こすんですね。
日本は、当初、集団免疫方式をとろうとした感じがあります。
感染も死者も少なかったので、クラスター対策班が潰していくことで対応できていた。
しかし、3月上旬の欧米からの帰国者で感染が急激に増加した。
そして3月の連休で広がった感染が今回増加分として出ているので、、
緊急事態宣言に至ったと、、言えます。
その政策は、基本的に間違っていないと思います。
ただ、問題はその理解が国民には無いし、政府にその説明をする能力が無い。
何も伝わっていない。
現場実務を仕切る官僚のやっている仕事がコケていると言えます。
西浦教授とか、クラスター対策班に当てられた部屋を見てもお粗末です。
内部の官僚と比べてとても下に見られていると思えますね。
ですから、西浦教授は、東京都に働きかけて、、
東京都主導のように緊急事態宣言や休業補償が出た。
そんな感じです。
とにかく増加を抑制しないと、、、
医療崩壊が起きる。
コロナで病院が埋まれば、、
医師がコロナに感染すれば、、
病院が閉鎖され、手術が出来ず、救急は無くなり、他の病気で他の怪我で亡くなる方が飛躍的に増加する。
その問題故に緊急事態宣言です。
休業と補償はセットだと、、
店を開け続ける限り、感染は止まらない。
補償を拡大して財政をこかす事は出来ない。
今は「隠された戦時」です。
そもそも計画性無く資金もなく開業起業を夢見て無謀な自転車操業な店はコロナなくても潰れている。
そこに補償突っ込むのもムダ金です。
ドイツのようにマイナンバカードで納税者の証明が出来れば、給付金が直ぐに振り込まれるシステムは出来ていない。
マイナンバーカードと納税口座がセットされていれば、、
こういう振り込みは即応できますからね。
ともかく、、
こういう話もあります。
早く集団免疫が獲得できれば、、
潮が引くように増加も減ると思いますね。
前出の知人は、「自分もいずれはコロナウイルスに感染すると思う。でも回復したら、コロナウイルスへの抗体が自分にはできるわけで、抗体をもった人々の数が増えていけば、コロナウイルスは人類の脅威ではなくなる」と話します。現時点では、政府や国民の過半数もこの考え方を支持しているようです。
スウェーデン人の多くが国の方針を支持する理由はもう1つあります。スウェーデン社会では、「自制心」と「責任感」という2つが重要視されており、1人1人が自身に対して、そして社会に対して責任を負うという考え方が浸透しています。なので、政府の打ち出す政策に対しては、「大人の対応」で臨むことが当たり前だとされています。
「カネ寄こせ」と、文句だけ言うのは、、他力依存のおこちゃまなんですね。
助け合いとか出来ることをするとか、お題目より「実践行動力」です。
取り敢えずこの辺で。
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Source: 身体軸ラボ シーズン2
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