都市封鎖は本当に効果があるのか。

その他

東京では
新型コロナによる自粛要請が出てから
すでに2週間経ちました。

当初の予想では
かなりの効果を見込んだものの
実際には
今のところ
あまり効果があるようには思えない結果がでています。

相変わらずPCR検査が抑えられる政策の中で
コロナ感染疑いの人の中には
検査もされずに
そのまま回復したら市中へ出ている人も多数いると推測されています。

それは
感染経路不明者の増加の推移からも
疑いようのない事実です。

実際に
明らかに新型コロナ疑いで何度検査を頼んでも検査してくれないという声も多く
高熱が下がって
微熱になったのですぐ仕事に行っている人もいます。

これ、
自粛している人の努力を吹き飛ばしていると思います。

そもそも
これだけの経済的犠牲を強いながら自粛する目的は
「感染しないこと」
ではなく、
「感染を遅らせること」

これを
感染しないことと
勘違いしている人が多いような気がします。

結局
最終的には
多くの人が感染して集団免疫が出来なければ
多くの人が感染しやすい状態のままであるということです。

そのような状態で終息したとしても
免疫がないままでは
第二波、
第三波
と感染流行は起こる可能性から
自粛が長引き、
いつまで経っても終わりは見えないのです。

つまり
問題の先送りが「自粛」の正体です。

その理由は
医療崩壊を防ぐため。

でも
米国の抗体検査で示され始めたように
すでに検査をしていない多くの人が感染済みであり、
実際の感染者数は
発表されている数字よりもはるかに多いはずであり、

実際の致死率は、
報道を遥かに超えて少ない可能性があります。

米国では
厚生省にあたり機関が
コロナ陽性の検査をしなくても
死因がコロナの可能性があれば
「コロナによる死」
と死亡診断書に書いていいという指針を発表し
開業医に指導しています。
これは
死者数の水増しになりかねない行為です。

フランスでは
5月11日から
学校や職場から
徐々に規制が緩和されていきます。
あれだけ厳しいロックダウンしたにも関わらず
効果があまり出ていません。

しかも
都市封鎖が続いた中での
突然の感染者の急増もあり、
第二波をすでに警戒する事態。

もしも
感染者が少なければ
大多数の人は免疫が獲得できていないまま
ということ。

フランスでは
感染者との接触回避アプリを開発中です。

多数の犠牲者を出したイタリアでも
全国で厳しい都市封鎖を行っており、
5月上旬まで封鎖が続行されますが
期待されていたような効果がでていません。

一方で

都市封鎖をしなかったスウェーデンでは、
だいたいの行動を
国民の自主性に任せているようです。

それでも
厳しい都市封鎖を実施している国と
なんら変わりが無い結果で推移しています。

covidvanityfair.com

htredition.cnn.com

次の図は
厳重に都市封鎖した英国(オレンジ色)

都市封鎖していないスウェーデン(水色)の
新型コロナウイルス患者数のグラフです。
UK-and-Sweden-Cases-768x506theblogmire.com

厳しい都市封鎖の効果を完全否定する結果がでています。

こちらは
人口当たりの感染者数です。

都市封鎖していないスウェーデンの方が
どうみても良い結果です。
UK-and-Sweden-Cases-Per-Million-768x506theblogmire.com

そして
これが死者数

圧倒的に
都市封鎖&自粛していない方が
結果が良いのです。
UK-and-Sweden-Covid-Deathstheblogmire.com

これはどういうことでしょうか?

以前も書いたように
米国の原子力空母セオドア・ルーズベルトの
新型コロナウイルスのアウトブレイクでも
60%以上の感染者が
無症状、
何ら体調不良もなかったことが判明しています。
フランスの空母「シェルル・ドゴール」などでも
新型コロナのアウトブレイクが発生しました。
乗組員2300人中の
少なくとも1081人が陽性。
約半数は無症状。
重症は1人です。

サンタクララ郡の抗体検査による感染者と死亡者の研究では
すでに無症状感染者が多数存在し
実際の致死率は
とても低く
0.2%未満であることが判明しています。

今後
各地での抗体検査が進むにつれて
実際の致死率は
発表されて脅しているものよりも
どんどん下がっていくものと思います。

抗体検査の
感度と特異度を意図的に調節されなければ
の話です。

以前もこのブログで提唱したように
医療崩壊も経済崩壊も同時に防ぐには
 「新型コロナを感染症二類から外し、新しい分類とすること」
だと思います。

ひかたま:新型コロナへの提言

ここに分類されてしまうと、
多くの制約が出てきます。

無症状でも軽症でも隔離設備が必要になります。

単なる風邪であれば
医療従事者も
すぐに復帰できますが、
感染症二類ではそうはいきません。

その分、
重症者に費やすはずの人や設備が、
自己治癒力で治せる人に削がれてしまいす。
さらに
無理な自粛は、
その後の社会的弱者の心の病の発生や自殺が相次ぐはずです。
それらは表には出ないし、
明確な意思表示した遺書がなければ、
自殺にすらカウントされません。

いま多くの人が
コロナの全容がわからないまま
テレビ報道を見続けて
自粛生活を続ける中で
「コロナうつ」となり、「コロナ脳」となり
過剰な恐怖心が蔓延しています。

テレビを見なければいいのに
怖いからまた見てしまうのでしょう。

今の報道は
視聴者の心のケアについての配慮が欠けているようにも感じますし、
何故
あんなに脅すような報道姿勢ばかりとるのでしょうか。

もう一度書いておきます。

感染者と社会的弱者の両方の命と経済、
そして心も救う今よりも良い方法としては、
1. 新型コロナを感染症二類から外し、新しい分類とすること
2. 徹底したPCR検査と抗体検査
3. 重症者のプロフィール(基本的情報や既往歴など)と投薬歴を徹底調査分析すること
4. 緩やかな自粛を続けること
5. すべての情報の開示
6. 利益システムから外れた伝統医療やホメオパシーなども柔軟に受け入れること
7.一人一人の健康と健全な生活への自覚を高める啓蒙
だと思います。

日本も早急に
PCR検査と抗体検査を増やして
情報を開示して
新型コロナを正しく怖がるようにすべきです。

そして
都市封鎖しない国が
都市封鎖している国と結果的に変わりがない理由を
ちゃんと検証する必要があると思います。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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