大阪の天王寺区にひときわ大きな境内の「一心寺」があります。
全国より納骨された遺骨で造立される“お骨佛の寺”として知られております。その他、歴史上有名な方のお墓もあるそうで、もしかしたら歴史ファンに垂涎(垂涎)のお寺かもしれません。
入口にあたる山門は仁王門となっていて、巨大な鉄の門と、その上部に聳(そび)え立つ仁王像は近代的で本当に特徴的です。
境内を巡っておりますと、御本堂のみならず、皆様が境内のお墓参り等、思い思いに参拝されていらっしゃいました。ちょうど本堂脇にもまた絶えず参拝と、さらにはお線香を立てていらっしゃる方も多く、こちらが納骨堂およびお骨佛堂とのことでした。
大切な方々のご遺骨によって10年ごとに造られたお骨佛様は、戦前までの6体は戦災によって焼失し、その後、それらの6体の遺灰をもとに再度造立されたお骨佛様含め、昨年平成29年造立までの計8体が現在お祀りされております。
お骨佛様(=阿弥陀仏像)の完成当初は、白く、また色彩美しい御姿であるようです(※一心寺の御本尊も阿弥陀如来です)。その後年年月が経つにつれ、ご供養の燈火などによってでしょうか、徐々に黒光りしてくるようです。
本日は、一心寺の御仏よりの御言葉をお伝えいたします。
Rinokia
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「どれほど時代を経ようとも(時代が変わろうとも)、けして崩してはならない“本質”―――
人の世を生きるには、各々の(=個々人の)人間としてのあるべき姿と、そして世(=社会)における存在としての、なすべき(あるべき)姿、その“双方”を必要といたします。
いずれも、均衡(バランス)を伴い、さらに相互(の関わり)によって、是正されていくものなのです。
この世に在らば(生きていれば)、欠かせぬ道理、見定めていくべき本性(※ここでは核心的な性質、という意味です。)は、何人(なんぴと)もけして見過ごしてはならず、虚(うつ)ろな事象、邪(よこしま)なる心、我欲に溺れし人類は、やがては、いつ晴れるとも知れぬ“迷い”の道に突き進むことでありましょう。
仏界(※ここでは仏道にまつわる世界のことです。)はまさに、人という生命(魂)の生き様と辿る道、そして、その末路までをも含みし壮大な“縮図”でもあり、ここ(=一心寺)においてもなお(=同様に)、その(縮図の)一端を、あなた様(=Rinokia)は垣間見ることができるでしょう。」
(次回②へ続きます。)
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Source: 神々からのメッセージ
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