芸能人や著名な方ががんになると、
メディアはこぞって情報を貪る
それは、あたかも、
“がんであることが悪いこと”
であるかのようにも感じられる
そして、病期や病状、治療法や余命を紐づけし、
根拠のない話で盛り上げる
そこには、
罹患した本人や家族への配慮はない
闘病している本人とはかけ離れたところで、
噂だけが暴走してゆく――
ときに、情報を得るために、
私たち一般人にまで飛び火する著名な方の“がん”
そして私たちは、
そんな根拠のない話に傷つくこともあるわけで．．．
一昔前に比べると、
“特別な病”ではなくなったものの、
それでもこうして注目される
“がん”という病は、
ひとの心の中に、やはりどこか、
『死』というワードが結びついているのではないか
それは、私たちが一番ナーバスになっているところ
それだけに、
「少しそっとしておいてほしい」
という気持ちは否めないのだ――
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Source: りかこの乳がん体験記
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