このようなチラシを全国の人々は、
一度は目にしたことがあるだろう
私の街でも年に2度ほど、
どこかの業者が
激安商品の販売会を開いている
そしてこれが、
今朝の新聞に挟まれていた広告――
昨晩、
今年2月に起きた、
新型コロナウイルスによる集団感染
その会場で、大阪・茨木市の業者が
販売会の開催をはじめた
という、驚きのニュースを目にした
市は、自粛協力を求めたそうだが、
応じてはくれなかったという
テレビ画面に写し出されたニュース映像には、
市長たちがその様子を見に来ている姿、
そして残念ながら、
商品を購入したおじいちゃんたち数人が
放送されていた
この会場は、2月、
他都市から複数の会社が展示販売を開催し、
その後、集団感染が確認された
あの時点では、
クルーズ船の集団感染問題が大きかったが、
まだ日本国内でのウイルス蔓延はなかった
そして先日、
ようやく、このときの集団感染の終息が
発表されたところ
さらに2週間ほど前から、
日本全体が“自粛期間”として
ゴールデンウイーク明けまで、
各企業では休業を余儀なくされ、自粛に協力し、
人々は外出を控えている
子どもたちは学校にも行けず、
学べず、遊べず、
誰もが我慢をしている時期だ
なのこの時期に、
こうして全国を回っているのか...
甚だ疑問である
集団感染が起きた会場での、再びの販売会
途轍もなく、
大きな恐怖と不安が湧き上がる
市民はどうか、会場に
足を運ばないように願うだけである――
業者の利用する、
ホテルや飲食店も心配だ
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Source: りかこの乳がん体験記
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