場所によって難易度は変わる。肝臓がんのカテーテル治療

外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

肝臓がんは
肝臓のどこにでもできます

カテーテルを使った治療
肝動脈塞栓術(TACE: テース)の場合、
癌ができる場所によって
治療のしやすさ、しにくさが
変わります

これは、岩本内科で行う
門脈動脈同時塞栓療法でも同じです

基本的には、
肝臓の端の方が治療しやすい場合が多いです

逆に、
肝臓の真ん中の方は
治療しにくい場合が多いです

治療しにくくなる理由ですが、

肝臓の真ん中の方が
癌を栄養する血管が
1本ではなく2本、3本と
いくつもの癌動脈で栄養されている場合が多いのです

そうしますと、1本だけ治療したとしても、
他の動脈から栄養供給され、
癌は生き延びます

例えば、
この方、

関西地方からご来院

私が、関西地方で講演させて頂いたときに
来てくださっていた
肝臓がんの患者さま

CTで見ますと、
肝臓の真ん中に2cm強の癌がありました

スライド2
スライド3

血管造影を行いますと、
この方の場合、3本の癌動脈が
一つの癌を栄養しておりました

岩本内科のアンギオCTで確認します

この度、治療後1-2か月での
効果判定CT
を行いました

スライド5

癌があった場所に
薬剤がしっかりと貯留
完全壊死が維持されておりました

かなり治療が難しい場所でしたので、
ホッとしました

岩本内科ではアンギオCTを使って
癌の動脈がちゃんと癌のどの場所を栄養しているのか確認しますので、
抜けが少ないのです

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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