どこまでカテーテルを進められるか・・

外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

癌は
大きくなる過程で
動脈から血管をもらい
大きくなります

これを
“血管新生”と呼びます

肝臓がんは
基本的には
肝臓の動脈から栄養されます

しかし、私たちが行う
カテーテル治療の一つ

肝動脈化学塞栓術、

岩本内科では、
その質を高めた
門脈動脈同時塞栓療法
行うと、

肝臓の中に癌があっても、
肝臓以外の動脈からも
癌が栄養されることがあります

この患者さまも

これまで肝動脈塞栓術や
肝動注化学療法を行いながら、
治療を行っていた肝臓がんの方ですが、

繰り返しの治療で

胃の外側を栄養する動脈の一部(右胃大網動脈)から
肝臓内の癌が栄養されていました

スライド2

こういう病変を治療できるかどうか・・
これは肝臓がんのカテーテル治療の一つの限界点で
治療できないと判断される施設が多くなってきます

限界点を乗り越えるには、
技術と経験
アンギオCT
根性と勇気

などの要素が必要です

丁寧に行えば、
右胃大網動脈から、
癌の栄養動脈まで
カテーテルを挿入する事ができます

スライド3

アンギオCTで他の臓器に
薬が流れないことを確認し、
門脈動脈同時塞栓療法を行います

スライド5

手間はかかり、体力も気力も使いますが
治療できるならそれでよいのです

今週も忙しそう・・涙
さて、、ガンばりますか

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。

Source: ガンちゃん先生奮闘記

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