瞑想のすすめ;準備1

その他

瞑想の準備について


拙著「君が代から神が代へ」からの抜粋です。

君が代から神が代へ 下巻
森井 啓二
きれい・ねっと
2018-12-18


今の時期に必要性が増しているので
再掲です。


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瞑想は、
自分自身に内在する神を知る最も科学的な手法です。
そして、
活力知力を高め、
心の美しさと静謐、
忍耐力を養う良い方法の一つです。

瞑想法はたくさんあります。

瞑想を毎日行うことで、

心を静寂の中へと導き、

いままで気づかなかった自分の深い内なる知恵を再発見し、

自分自身の本当の強さや優美さ、至福、調和を引き出すきっかけになります。

物質世界の背後には、
とても微細なエネルギーが存在します。

その微細なエネルギーは、
瞑想を繰り返すことで知覚できるようになっていきます。

それは、
言葉では表せない
とても
繊細な感覚。

この微細エネルギーは、

あらゆるものに浸透し、

自分の身体と外部環境、

そして
自分の内面にも密接なかかわりを持っています。

今日は
瞑想を始めるための
瞑想の準備について書いておきます。

時間は
自分の快適に出来る時間で結構です。

日中仕事をしているのであれば、
仕事の心配をする必要のない
早朝と夜が適しています。

毎日できれば同じ場所で、
同じ時間、
一人になれる時間を選びます。

同じ時間にすることにより、
心身が慣れていきます。

また
瞑想をサポートする高次の存在とも繋がり易くなります。

お腹が空っぽの時間を選んでください。

食後すぐは、
瞑想に向きません。

瞑想する時には、

太陽の登る方向、地球の回転方向に向かって
東側を向きます。

もし可能であれば、

地場からの影響を軽減するために

羊毛の敷物の上に座ります。

シルクもよいとされています。

姿勢。

姿勢は、とても重要です。

姿勢には
身体の姿勢と心の姿勢の両方が含まれます。

瞑想している間、
背筋をまっすぐに保つことは最も大切です。

それは、

エネルギーの通り道で、
スムーズにエネルギーが上昇する流れをつくるためです。

日常生活の中で、
姿勢良く保つことは、

瞑想の時にも役立ちます。

背筋をまっすぐにするには、

背筋を上に向かって伸ばすのではなく、

力まずに、

操り人形のように、
高い所から糸で頭を吊られているイメージがよいでしょう。

それが最も背筋をいい状態に保つ秘訣です。

背筋がすっきりと伸びない時には
瞑想前に
植物が風に揺られるように
ゆらゆらしてみましょう。

そして自然に定位置にくるに任せます。

心の姿勢。

瞑想の準備で、何よりも大切なのは、心の姿勢です。
心があまりに揺れ動き、

不安定になっているのであれば、

瞑想のしばらく前に、
軽い運動をしたり、

瞑想の前に、
充分に深呼吸をしてから落ち着いて座りましょう。

自分が光に包まれ、
感謝の心、慈愛の心に満たされるようなイメージを作りましょう。

一番大切なことは、

日常生活の中で、
いつでも感謝の心を持つ習慣をつけることです。

それが、
瞑想の時に、
とても役立ちます。

瞑想の時に、

目の前にロウソクの火を灯し、

優しく見つめてみるのもいいでしょう。

身体と心の両方が安定しないのであれば、

目を閉じて、

自分が巨大な黄金で出来た奈良の大仏、または鎌倉の大仏になったとイメージする方法もあります。

どっしりと重く巨大で何が起きても心も体も動じないイメージ。

しばらくそのままでいれば、

心の揺れが止まり、
瞑想に入りやすくなります。

または、

一度立ち上がり、
足の先からゆっくりと頭の先まで、
息を二度に分けて(ス、スゥゥー)
吸いながら力を入れていきます。

しっかりと全身に力が入ったら、

吐く息を二度に分けて(ハッ、ハァーー)、

それと共に
体の力を上から順に下へ向けて抜いていきます。

服装は、身体を締め付けない、

ゆったりしたものを選びます。 

(私は、腰布だけのことが多いです。)

 

瞑想前の
深い呼吸
とても大切です。



息を吐くときは、
体の汚れたエネルギーも一緒に出してしまうイメージで行うといいでしょう。

吸う時には
清浄な光のエネルギーを体の隅々まで浸透するように意識します。
必ず鼻から吸います。

最初のうちは、
意識は上唇の上あたりに意識を固定するといいかもしれません。

通常は、
意識は眉間の少し上、
第三の目のあたりに集中します。

ゆっくり8を数えながら鼻から息を吸いこみます。

ゆっくり8を数えながら息を止めます。

ゆっくり8を数えながら息を口から吐きます。

これをしばらく続けましょう。

数える数字は、
8よりも長くてもいいと思います。

自分の最も快適なペースを見つけてください。

吐いた後の
吸い始めるタイミングは自然に任せますが、
その間の短い無呼吸状態をしっかりと意識してみてください。

これを
12回行います。

次に
同じように

ゆっくり8を数えながら鼻から息を吸いこみます。

この時に、
足の先から頭の上まで、
吸気と共にゆっくりと下から筋肉に力を入れていきます。
 

ゆっくり8を数えながら息を止めます。 
力を筋肉に保持したままです。
 

ゆっくり8を数えながら息を口から二度に分けて(ハッ、ハァー)と吐きます。
この時に頭の先から
下に向けて
力を抜いていきます。

これを6回行います。 

そして、
 
その後は        
自然な呼吸に切り替えます。

意識しないで、

楽な呼吸。

目は閉じて、引き続き、
意識を眉間の少し上に集中して、
眉間を通して見ているイメージを作ります。

そして瞑想に入ります。 

瞑想には、
さまざまなやり方があります。

瞑想のいくつかのやり方については、
またこのブログでご紹介していきたいと思います。


私たちは、
瞑想をする前は、
本当の自分を忘れています。

タイのある寺院に、
とても美しい黄金の仏像があります。




そして、
その傍らには、

小さなガラスケースの中に粘土のカケラが展示されています。

1950年代に、

この寺院は
高速道路建設のために移転することになりました。

この寺院には、
古くから祀られている粘土でできた巨大な仏像がありました。

移転に伴って、

巨大な粘土の仏像をクレーンで持ち上げたところ、

予想外の重さで、

粘土の像の一部が、ひび割れてしまったのです。

天候も悪くなったこともあって

その日の作業は、
一旦中止となり、

大きな布の覆いを被せておきました。

翌朝未明に、
寺院の管長は、
仏像のひび割れを心配して
一人で確認しに行きました。

覆いの中に懐中電灯を持って入ると、

仏像を照らしてみました。

すると、
ひび割れの隙間から、
金色に輝く物体が見えたのです。

管長は、
急いでノミと金槌を持って戻ると、

粘土を慎重に剥がしていきました。

粘土の中には、
黄金色に輝く仏像があったのです。


何時間もかけて、
すべての粘土を取り除くと、
あまりに神々しい黄金の仏像が姿を現しました。

タイは、
16世紀から数百年に渡り、

ビルマと戦争をしており、

ビルマの軍隊がこの寺院を攻めてきたときに、
このかけがえのない黄金の仏像が略奪されないよう、
泥を塗り固めて守っていたのです。

その後、

それを知る僧侶たちは、
皆ビルマ軍に殺されてしまい、

その仏像の秘密を知る者は
誰もいなくなってしまったのです。

こうして泥で塗り固められたままの仏像は、

移転をきっかけに、

再びその輝きを取り戻したのです。

私たちも、
この泥で覆い隠された黄金色に輝く仏像のようなものです。

そして
自分が本当は
黄金に輝いていることさえ
忘れています。

今こそ、本当の自分を見つけ、輝く時です。


瞑想は、
黄金の仏像に塗り固めた粘土を取り除く、
最も優れた方法の一つなのです。

瞑想は、
心と魂の強化だけでなく、
身体も若々しく強化されます。

私が
数十年の間
超運動不足のままでも
身体能力をずっと若い状態で維持できたのは、
瞑想のおかげです。

今は、
還暦も近くなってきましたが
山を歩くようになり
心身は
瞑想と山からのエネルギーのおかげで
若々しいと思います。
(*´∇`*)

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以上
「君が代から神が代へ」下巻からの抜粋でした。
続きは本書で。

君が代から神が代へ 下巻
森井 啓二
きれい・ねっと
2018-12-18


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Source: ひかたま(光の魂たち)

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