“大学病院”という、よくわからない安心感。

憧れだった、都会の病院

おそらく、一生かかることのない“大学病院”――

よくわからないが、なんとなく、

“大学病院はいい病院”

そんなイメージを抱いていた

「大学病院に行けば、“いい治療”ができる」

「大学病院にいる医師は、
 “いい(すごい)先生”ばかり」

...という、別世界の場所

そんな大学病院の印象が少し変わったのは、
『白い巨塔』だろうか

小説も読んでいなければ、映画も観ていない

2度のドラマ化もほとんど観てはいなかったが、
“総回診”のなんとも言えない空気のイメージだけは
強く残っている

  ☆1度目のドラマ放送は、私がまだ幼い頃

   当然、記憶にはない

そんな、“いい病院”だと思っていた大学病院

この数年の医療事故などの不祥事は目に余る

“がんの見落とし”は、何件あったのか...

それで何人の人たちが、命を落としたのか...

自分が乳がんになって知った

「“大きい病院だからいい”というわけではない」

と...

大きければ、各診療科の連携が
取れていないケースがあること、

  これが原因で、
  実際にがんの見落としが起きている

医師による技量のばらつき、

  これもがんが見落とされている

そして治療に関しては、
“標準治療”であれば、
どの病院でも同じ治療が受けられること...

「有名な大学病院で治療を受けたけど、
 不満や不信感はある。
 “大学病院だから、いい”ってものじゃない」

そう言っていたがん患者もいた

がんになると、

「あそこの病院に行った方がいいんじゃない?」

と、周囲から、
大きな病院に行くよう助言を受けることもある

『がん治療は、こんな地方の病院より、
 都会の名の知れた大きな病院の方がいい』

そう思っている人は少なくないようだ

それは、
乳がんになる前の私が思っていたように

“大学病院”という、なんだかわからない“安心感”

それが揺らいだ今...

“病院”という命の現場を、
私たちは、
信じることしかできないのも、また事実なのだ――

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Source: りかこの乳がん体験記

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