肝臓への転移

外科医

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みなさん
こんばんは
2代目ガンちゃん先生です

今日は、日曜日
朝から、息子たちと
蝉を取りに

虫かごもって、
網もって、
歩き回りました (笑

今日は、転移性肝がんのお話

他の癌が
肝臓に転移した状態を
転移性肝がんと言います

転移性肝がんには
通常、抗癌剤の全身投与が
推奨されています

ですが、
全身投与が効かず、

肝臓の転移病変が問題になりそうなときには、

岩本内科では
積極的に
カテーテルを使った動注療法を行っています

大腸がん、
乳がん、
胃がん、
膵臓がん、
子宮がんなど
様々な癌の動注療法を行います

全身の抗癌剤投与の場合は、
点滴投与
もしくは
内服投与

ですが、

投与された薬剤は全身をめぐり、
代謝され、その一部が
癌に到達するのです

動注療法の場合には、
癌を栄養する動脈に直接、
抗癌剤を投与するので、

高濃度の抗癌剤が
直接、癌に届くことになります

この方も、
全身の抗癌剤治療を受けて来られた
大腸がんの患者さま

肝臓内に多発する病変を認めます

スライド3

スライド2

1時間程度で動注用カテーテルを留置し
肝動注化学療法を開始します

スライド4

大腸がんの肝転移に対する動注療法は
昔はよくされていたのですが、
全身の抗癌剤治療の進歩に押されて
今は、ほとんどなされていません

ですが、
もう一度、見直して、
この動注療法の良さを検証していく
必要があると私は思っています

それくらい良い印象ってことですね

さて、明日からも
いっぱい治療が待っています
あと、研究と発表の準備もまっています

またくたびれるかなぁ・・・
とか、思いながら
過ごす日曜日です (笑

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。
Source: ガンちゃん先生奮闘記

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