“がん治療”に思うこと。

乳がんは、
特に体調に異変を感じないまま、
手術・治療をはじめることが多い

痛みがひどいとか、体調が悪いとか、
そんな状態なら、

「早く手術をしてくれ」
「早く楽にしてくれ」

そう思えるかもしれない

が、痛くもなんでもないのに、
おっぱいを切らなければならない

元気なのに
副作用の強い治療をしなければならない

自ら痛みの中へ、
体調が悪くなる方へ、
進んでいかなければならなのだ

それはもちろん、“生きてゆくため”

が、どれほど傷の痛みが残るのか、
治療の副作用でどれほど体調が悪くなるのかは、
やってみなければわからない

そして、その傷の痛みも薬の副作用も、
ひとによって出方が様々でもある

覚悟はしていたものの、
私の場合、痛みも副作用もかなり強いものだった

が、それは、私が選んだ道だ

“生きていくため”に選択した代償なのだ

もし、あのとき、手術も治療もしなければ、
私は今のような体調不良に悩むこともなかった

つらいうつ状態にもならずに済んだだろう

おっぱいの傷も、
腋窩リンパ節郭清の後遺症も、
なにも悩むことはない

が、“治療をしない”ということは、
その先に待ち受けるのは、“死”

それが何年後なのかはわからない

ただ言えるのは、
“治療をした方が確実に長く生きられる”ということ

副作用に苦しみながらも、
その先には、“完治”という希望があるのだ

がん治療は、本当に難しいと感じる

生きるために、何かを失うことも多い

が、生きていれば、
失ったもの以上の何かを手に入れることもできると思う

『がん治療は簡単じゃない』

これほど長年かけても特効薬がないのだ

そして、そんな中の“新型コロナウイルス”

人類は、病との闘いなんだな...

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Source: りかこの乳がん体験記

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