脳には様々な機能があります。ここでは、分かりやすくするために<左脳=論理脳>
<右脳=感情脳>という前提で説明していきます。
脳の特性には「忘れやすい」「忘れられない」というものがあります。仮に生まれてから
今までの記憶を「忘れない」ということであれば、便利どころか、人は生まれてすぐに脳が
容量オーバーになって生存できなくなるともいわれています。
それを回避すべく「忘れる」「忘却」というスイッチがあるから、悲しい別れや事故も乗り越え
られるし、逆に喜びも忘れるために、離婚や殺人事件・戦争なども繰り返されるという仕組み
があります。これが「人間らしさ」とでもいうのでしょう。
といって、「忘れることは良いことなのか」と聞かれると困るのですが、一般的には「すべて忘れる」
~「全部忘れない」の間の適当な位置に脳機能がセッティングされます。
簡単に言うと、「忘れっぽい」は右脳優位、(上記画像のような現象が発生します)「忘れられない」
は左脳優位になります。
ADHDなどの右脳系の場合は、うまく出来事が記憶されませんので、今ケンカしても一晩寝れば
ケロっとしているという現象が起きますが、アスペルガー症候群系の左脳優先の方は、逆になか
なか忘却スイッチが作動しませんので、「あれほど言ったのに、なぜそんなに早く忘れるの!」と
右脳系の方に怒りをエスカレートすることも多いです。
次回に続きます。
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Source: 週刊山手心理相談室
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