“新型コロナウイルスとの共存”という、
新しい時代
手洗い、マスク、消毒
そして、
密閉・密集・密室の、いわゆる“3密”を避ける――
これが“普通の生活”として馴染んできたような、
違和感があるような...
そんな私の家の玄関にも、
消毒液を置くようになって久しい
そして、実は悩んでいるのが、“マスク”
いや、外出時の着用ではなく、
家に宅配便などが来たときなのだ
迷いながらも、
一応、マスクを着けて対応するようにしているのだが...
マスクは基本的に、
『自分がウイルスを持っているかもしれないから着けるもの』
周囲に感染を広げないための配慮である
が、ある程度、外部からの感染防止対策にもなる
なので、なんとなく、
マスクを着けて玄関のドアを開けるのは、
「オレが感染しているかもしれないから、
警戒しているのか...」
そう思われやしないかと、懸念してしまうのだ
それとも、日々、不特定多数の家を周り、
様々な人たちに接している配達員の方々
「マスクを着けてくれだ方が安心だ」
そう思ってくれているだろうか
そういえば以前、
『宅急便の配達員が消毒スプレーをかけられた』
という話を聞いたことがある
“新型コロナウイルス”は、
ひとのモラルまで奪ってしまうのか...
なんとも生きづらい世の中だ
宅配便の受け取り時のマスク
世間ではどうしているのだろう...
『“がん”は身体だけではなく、心までも蝕む』――
それは、自分が乳がんになって感じたこと
が、他の病も、そしてこの感染症も、
ひとの心に入り込むようだ
こんな世の中
世界中が同じ思い
みんな向いている方向は同じはず
もっと温かい気持ちを持って、
助けあっていきたいね...
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Source: りかこの乳がん体験記
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