腫瘍マーカー、どこまで信じられる?

私たちが何かと気になっている“腫瘍マーカー”

定期的に受けている血液検査結果のマーカーの値に、
一喜一憂するのが現実だ

  【腫瘍マーカー】とは――

   がん細胞がつくり出す特殊な物質

   たとえば...

    ○AFP
    ○PSA
    ○CA19-9
    ○CA125
    ○SYFRA(シフラ)
    ○NSE
 
    ・・・などがある

   私たちの乳がんでは、

    ○CEA
    ○CA15-3

   この2つが一般的だろうか

   ちなみに私は、2013年から、

    ○1CTP

   という検査もされている

   この腫瘍マーカーは、
   乳がんに多い骨転移を調べる、
   “骨破壊マーカー”らしい

そして、この“腫瘍マーカー”

かなり進行したがんでなければ高い値は示さない

残念ながら早期では
この“特殊な物質”が出ていないか少ないため、
測定できないのだ

  ※腫瘍マーカーは、
   ほかの良性の病気でも
   高い数値が出ることがある

殊に、
「乳がんは、数値に現れづらい」と聞いたことがある

私も乳がん発覚時の腫瘍マーカーは、
特に異常値を示してはいなかった

  母が甲状腺がんを告知されたとき、
  正常値より3桁ほど多い異常な数値を示し、
  血液検査結果の用紙を何度も見返した覚えがある

そして時に、再発を疑うような高い値が出ることもある

手術から8年経った人、15年以上経過した人も、
腫瘍マーカーの高い数値にPET検査などを受けた

が、どこにも異常はみられなかった

そしてその後も、特に変わりなく過ごしている

“腫瘍マーカー”とは、
そんな不思議な存在だ

たまに、健康診断や人間ドックで、
オプションで、腫瘍マーカー検査を加える人がいる

が、これはどうなのだろう

必要な検査なのだろうか...

どちらにしても、私たちには、
血液検査のたびに気になる存在

“5年生存率”や“10年生存率”と同じように
がん患者にとっては“重要な数字”なのだ――

  血液検査結果の用紙をもらったとき、
  真っ先にマーカーの値を見るのは、
  きっと私だけではないだろう...

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Source: りかこの乳がん体験記

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