どう攻めるべきか

外科医

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みなさん
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

本日ご紹介するのは、

肝細胞癌の方で
癌が門脈に入り込んだ状態

ステージ4Aの患者さまです

いろんな治療戦略を考えましたが、
この方の場合は、、
カテーテル留置を行い
New FP療法と門脈動脈同時塞栓療法を
まず先に導入します

スライド10

これまでの蓄積したデータによると
肝機能良好なステージ4Aの患者さまで、
New FP療法を導入した方は、

70%の方で癌は小さくなりますし、
全体の内、20-30%は
一度は癌ゼロが得られるという結果が出ています

いま、肝臓がんで使える新しい点滴のお薬の
テセントリク+アバスチン治療では、
癌を小さくさせる割合が30-40%
癌をゼロにする力は6-10%

テセントリク+アバスチン療法が使えるようになった今としても、
その効果は絶対的です

ですが、二つの治療を比較して
効果を競い合うことは
患者さまにとってそんなに重要な事ではなくて、

一つの治療ではなく、
二つでも三つでも、最適に組み合わせて、

出来る限り癌ゼロに、癌を小さく、そして長生きを
それが重要な事です

新しい薬が出ると、
どうしても、一つ一つの治療の効果比較をしてしまう
気持ちが出てしまうのですが、

最善の治療戦略を求めていかねばと、、
思うのです

この方は、
New FP療法と門脈動脈同時塞栓療法で
薬剤も適切に貯留していますので、

スライド11

癌ゼロを目指して、
効果が期待できます!

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肝臓がん、転移性肝がんでお困りの方は、いつでも、どんな状態でも一度、岩本内科医院にお問い合わせください。
Source: ガンちゃん先生奮闘記

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