進行肝臓がんに対する集学的治療

外科医

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みなさん、
おはようございます
2代目ガンちゃん先生です

連休は、少し風邪をひいておりました
9月は
沢山の治療が入っていて、
休んでる暇はありません

気合いを入れて、
もう回復しとります!

本日ご紹介しますのは、

去年の5月から治療を開始した
進行肝臓がんの患者さま

岩本内科に最初に来院された時は、

癌は
10cm

門脈の一番太い所、門脈本幹への浸潤

下大静脈へ浸潤

副腎に転移が見られる状態でした

1
2

余命は3-4ヶ月でしょう

カテーテルを留置し、
肝動注化学療法 New FP療法
に加えて、

門脈動脈同時塞栓療法

そして、
癌が門脈に入り込んだ場所には
放射線治療

転移に対しては
抗癌剤の内服薬 レンビマ

3

今回、
レンビマから

カテーテル治療に切り替える為に、

システムIという特殊な
カテーテルを留置しました

あの手この手を使って
癌を制御していきます

この様なあの手この手を使う治療方法を
集学的治療と呼びます

集学的治療は
癌の治療を一生懸命している医師には
賛同が得られるのですが、

それをマニュアル化、ガイドライン化する事は
非常に難しい為、
全国的には受け入れられないのです

あらゆる手段を
適切なタイミングで使う事によって

余命3-4ヶ月が、
今で1年4ヶ月

これからもガンばるのです

今日夜から
先週大阪で治療をした方の
経過を見に行ってきます

明日には戻って、
大学で治療です

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Source: ガンちゃん先生奮闘記

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