住吉大社の第二本宮は、正面の門をくぐって一番奥にある第一本宮への参拝を先に終えるとすると、少々(手前へ)戻るような形になります。
やはり数的には、第一~第四への順のお参りが適切かと思いますので、わたくしも例年、まずは第一本宮からのお参りをさせていただきます。
第一も第二も、大変壮麗な本殿です。“住吉造”と呼ばれ、神社建築では最古の様式の一つでもあるそうです。
今回は、第二本宮(御祭神:中筒男命(なかつつのおのみこと))よりの御言葉をお伝えいたします。
Rinokia
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「真に強き者とは ーーー
それは何よりも自らの“弱さ”を知る者である。
人間(という生命)に垣間見られる弱さとは、けしてその者(自ら)を否定するものではなく、むしろ、その弱さに流されず生きることでの、実に賢き(=堅実な)“生き方”を授けるべく起端(=物事の起こり・発端)となるのである。
自らの弱さをすでに知る者は、その弱さに暗に(=無暗に)流されず、(弱さを含めた)諸々を纏(まと)うのが人間であり、そういった身(=自分)に起こるべく事象(出来事)として、言い逃れせず真っ向より見定める(向かっていく)ことが叶う(=できる)のだ。
ゆえに成長することを止めず(諦めず)、これまで培いし(身に着けた)物事(=経験・能力)を投じ、苦難のさなかにさえ果敢に“奮起する”ーーー。
奮起する気概は、まぎれもなく自身の未知なる力を呼び覚ます。
その者こそは、いまだ明けぬ暗たんの(=暗く不安な)時世にて、一筋の光明を授けるまさに勇者である。
そしてまた、真に強き者は、人の弱さ、命の儚(はかな)さを知り、ゆえこそ人々の安寧を希(こいねが)う(=強く願う)。
苦難に打ちひしがれる人々を抱き(=優しさで包み込み)癒す者、それが、真の強者(つわもの)なり。
しからば真の強者とは、もっとも“寛容”なりて、いずれこの世の覇者(=時代を席捲する者)となるだろう。」
(次回③へ続きます。)
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Source: 神々からのメッセージ
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