昨年11月に、埼玉県は秩父市の観音霊場(三十四箇所) 第一札所「四萬部寺(しまぶじ)」へのお参りに続き「秩父神社」へお伺いいたしました。
こちらは秩父地方の総鎮守で、三峯神社・宝登山(ほどさん)神社とともに秩父三社の一つとして有名です。
御祭神は、“八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)・知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)・天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)・秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう=昭和天皇の弟宮様)”の4柱で、実に様々な神を祀ります。
天之御中主神は、皆様ご存知の“造花三神”で天地開闢(かいびゃく)の始祖神です。また八意思兼命は、長野県をはじめとした“戸隠神社”にてお祀りされている神として知られ、古来より人々の信仰の篤い神なのではないでしょうか。
秩父神社は見どころの多い境内です。摂末社もさることながら、実に趣向を凝らした建造物を拝見することができます。
本殿をぐるりと見回りますと、“子育ての虎・お元気三猿・北辰の梟(ふくろう)・つなぎの龍”など、思わずじっくり見入ってしまうような可愛らしいモチーフに出会えます。皆様も、このお社へ行かれた際には是非ゆっくり境内を巡られてくださいませ。
本日は、本殿にての祈りの際に秩父の神々よりいただいた御言葉をお伝えいたします。
Rinokia
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「思うように(物事が)進まぬのが、世の常。
願う(希望する)物事はとめどなく心内に起これども(沸き起こるけれども)、しかるに現実との乖離(かいり)は、年を追うごとに甚(はなは)だしき。
この惨状に、まるで生気を失うがごとくの滅入る姿(=意気消沈する姿)を見せるは、はたして何ゆえか?(※この場合には、何に対しての意気消沈か、という問いかけです。)
惨状の因果(=原因)は、世(社会)の様(様子)か、はたまた自らを取り巻く物事(人や出来事)の欠乏(=うまく機能しないこと)か。
いいや、何より、己の力の及ばぬ(至らぬ)ことを、真っ向より(=真っ先に)憂うがよい。
厳しき物言いと抗する(=抗議する)なかれ。
いずれの民も、まさにわれら(神々)の“宝子”。
何人(なんぴと)も、至極(極めつけ)の御魂として地上へ現したり。
それならば、見るべく(=焦点を当てるべく)は、(他でもない)己のその姿よ。
言うなれば、“克己”(こっき=自分に打ち克つ)。
威勢を張るは、何もかも今日のわが身へ。
この姿(=現状)より僅(わず)かなりとも高みへ上がらんとする(=上がろうとする)、その意気(心意気)を、まずは得よ。
限りなき、己の力(=可能性・才能)はまさに無尽(=無尽蔵)にして、宇宙をも含む(ほどの)壮大なる広がりとなる。
その気高き姿こそ、本性(=本当の姿)ーーー
行く先々、目前に広がる荒涼たる世に晒(さら)される時世こそ、自らの真の姿を知る“好機”なり。
ゆえにすべての民に告ぐ。
今こそ、折より(=折に触れて・度々)見せるその虚ろなる姿(=仮の姿)に決別する、真の“猛者”(=勇気ある果敢な姿)となれ。」
(次回②へ続きます。)
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Source: 神々からのメッセージ
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