“母に似てゆく”ということ ~甲状腺がんへの不安~

私の顔は“父似”らしい

誰がどう見ても“父の子”とわかるほど、
小さい頃から笑われてきた

が、母をよく知る人からは、

「お母さんに似てるね~」

と、言われる

とどのつまり、
うまくミックスされているようだ

微妙な感情が湧くのは、
年齢を重ねてゆくたび
どんどん母に似てくること

口振りや仕草は、
まるで母が乗り移っているかのようだ

そして、なんといっても
母と似ているのは、“体質”

「私も母と同じ
 甲状腺がんになるのではないか...」

と、この数年、特に不安になっている

甲状腺がんも乳がんと同じように、
いくつかの種類がある(6つに分類されている)

母が罹ったがんは、
“甲状腺乳頭がん”というもので、
甲状腺がんの約90%がこの種類だ

“乳頭がん”はきわめて進行が遅く、
命にかかわることは稀

が、極一部に悪性度が高いことがあり、
高齢で発症すると
悪性度が高くなりやすいという特徴を持つ

  母の場合、
  その“稀”なものだったのだろう

甲状腺がんは乳がんのように、
指針として定められている検診ないのが現状だ

そんな母は、“昆布”が大好きだった

昆布には、
ヨード(ヨウ素)が多く含まれている

ヨードは甲状腺と深いかかわりがある

母はがん告知を受けたあと主治医に、

「昔から昆布が好きでよく食べていたんですけど、
 それががんになった原因ですか?」

そう聞いたそうだ

主治医はこう答えた

「昔、ソ連のチェルノブイリの原発事故があったとき、
 あのときは確かに甲状腺がんが増えました。
 でも、このがんの原因はわかっていません」

その主治医の言葉を聞いて、
母は安心したようだった

  ※ヨード(ヨウ素)と甲状腺の関係

   ヨードは、
   昆布やわかめ、ひじき、のりなどに含まれる、
   身体に必要なミネラル

   甲状腺に取り込まれたヨードは
   甲状腺ホルモンを合成し、新陳代謝を促し、
   子どもの場合は成長ホルモンとともに
   成長を促す働きをする

   海に囲まれ、昆布料理や
   昆布を使っただしを摂る日本では、
   通常、欠乏することのないミネラル

確かに母は、昆布が好きだった

実際によく食べてもいた

母が私を身ごもっていたとき、
昆布ばかり食べていたので、
私が生まれてきたとき、
“肩まで髪の毛が伸びていた”という話は、
何度も聞いたことがある

  “貞子”状態か... ある意味、怖い

“何ががんの原因か”なんて、
きっとわからない

なる人はなるし、
ならない人は喫煙をしていても
過度な飲酒を繰り返していてもならない

もちろん、
“がんになるリスクを減らす生活”は大切だが...

この数年、乳房のセルフチェックよりも、
首のチェックをすることが断然増えた

腫れていないか、
しこりがないか、

見て、触って確認するのだ

甲状腺がんは、遺伝はほとんどないらしい

それでも体質が似ていると、
気になってしまうものだ――

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Source: りかこの乳がん体験記

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