神田明神の境内には、八雲社が2社、横並びとなっております。今回の大伝馬町と次回の小舟町です。
それぞれに、日本の伝統的な防火水槽とされる巨大な“天水桶”も併せて祀られ、やや濃い目の紅の色彩鮮やかなお社と併せて堂々たる風格です。江戸の住宅事情や商いなどに密接に関連していたのかもしれません。
八雲社の御祭神は、“建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)”です。
今回は、人生を歩むための心構えについて、八雲の神にお伺いしております。どうぞご一読いただけますと幸いに存じます。
Rinokia
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「絶えず押し寄せる“波”を、人々はどのように捉(とら)えるだろうか。
もしや見方を転じる(=変える)ならば、波は、幾度でも先へ先へと進むべく、好機(チャンス)となる。
それこそ、人生において、乗じるべき波は数限りないだろう。
これに端を発し(=ヒント・取っ掛かりとして)、心がけるべきは、次から次へと留まることを知らぬ生き方である。
そして、人生は荒波のごとく、ときに容易には立ち往(い)かぬことも、あるいは(荒波(=困難)に)わが身を埋没させることもあるだろう。
しかしながら、それほどこの世において、人は誰しも浮きも沈みもするのである。ゆえに、浮きも沈みもするさなかにあって“先”へと進む、その動力(馬力・気合い)が肝要である。
たとえ、苦難(悲しみ)に沈む日ありとて、ほんの半歩であれ先に進むと念じ(=心に固く信じる)ならば、やがては光明(=希望)は差し込むだろう。
人間の生命が一瞬たりとも止まることのないように、(天に召されるまでは)何があろうと、“生きる”ことを止(や)めてはならぬ。
生き方の基本は、絶えず打ち続ける、“命の鼓動”にある。
これを日常の支え(教訓)とし、愛しき我が民よ、この世を生きよ、ひたすらに生きよ。」
(次回⑥へ続きます。)
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Source: 神々からのメッセージ
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