最近は世界的な傾向として
本当の平和を心から望む人たちが増えてきました。
平和を望むのであれば
自分の身近なところから
ひとつづつ実行しつづけることが
大切です。
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区中部に位置する都市ラマッラーの近郊のビリン村。
武力衝突の絶えない地域です。
この村に住むパレスチナ人の女性が、
使用済み催涙弾の容器に
花を植えています。
この催涙弾の容器は、
地元のパレスチナ人とイスラエル人兵士の武力衝突で
イスラエル軍が実際に使用したもの。
それを
彼女は
集めて
思いを込めて
催涙弾の容器の中に
平和の象徴である花を植えています。
一つ一つ丁寧に
容器に土を入れて
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水やりをします。
彼女が一つ一つ集めてきた
数百の催涙弾の容器。
dailymail.co.uk
容器の口が小さいため
一つずつ
ゆっくりと丁寧に水やりする必要があります。
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村の人も手伝っています。
現在
イスラエルは
ヨルダン川西岸地区との境界のすぐ外側(西岸地区の内側)に分離壁を建設中です。
表向き上の理由は
自爆テロ防止のためと説明されていますが、
実際には
違います。
国際司法裁判所は
イスラエル政府が進行中の分離壁の建設は
国際法に反しており、
パレスチナ人の不当な差別弾圧にあたるとして
「壁の建設自体が違法である」
という勧告を出しました。
その分離壁は
総延長650kmにもおよび、
堀・有刺鉄線・電気フェンスの多重構造のフェンスと
一部コンクリート壁で構成されます。
この催涙弾の花たちには
平和を願う
強い思いが込められています。
混乱と争いの象徴である催涙弾の容器の中で
平和の象徴である美しい花が咲いていきます。
憎しみや怒りを
愛や感謝に変容させる。
たくさんの涙の代わりに
たくさんの花を。
混乱を求めている人たちの心に
この平和の思いを込めた花たちは
どのように写るのでしょうか。
やられたら、やり返す
という
地上特有の考え方でいる限り、
大きな平和がくることはないでしょう。
心の中の平和を実現しながら
催涙弾の涙も
平和への願いを行動で実践しつづければ
いつか
愛と感謝の涙に
変容していくはずです。
真の平和が来るのは、
一人一人の心の中に平和が宿り、
その平和の連鎖が
すべての人たちの心に拡がっていった時だと思います。
早く世界中が愛と平和で包まれますように。
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現在
横浜
木風心風堂
ジェイコブス彰子さんの曼荼羅展は本日が最終日です。
本人も
北海道から来ています。
暑いですね。
最近の携帯扇風機は
冷蔵庫のような冷却装置がついているようです。
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Source: ひかたま(光の魂たち)
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