(下谷七福神巡り①)元三島神社【】

わたくしはこれまで、四国八十八カ所や西国三十三所、あるいは秩父34カ所などを、折に触れて順繰りと巡ってまいりました。そこでは、地域ならではの経験ができたり、あるいは、またその時季の風景なども心に深く刻んだ旅となりました。

つい先頃、以前から興味のあった、“七福神巡り”というものをしてみようと、まずは比較的近場で探したところ、“下谷(したや)七福神巡り”を知りました。

“七福神”はご存知のとおり、“布袋尊、恵比寿、弁財天、毘沙門天、大黒天、福禄寿、寿老人”の7つの神様のことです。

このうち、恵比寿様や弁財天様、大黒天様などは、神社にも比較的頻繁にお目見えされているので、その都度、お参りをさせていただいておりました。

今回はその名の通り、七福神の各神様をお祀りする都内の神社仏閣を巡る旅です。

そのなかの“下谷七福神巡り”は、台東区のJR山手線の鶯谷(うぐいすだに)駅から東京メトロ日比谷線の三ノ輪駅にかけて、4kmほどを徒歩でまわれるように設定されております。

一つの神社に何時間もかけて伺うことが多かったわたくしとしては、まさに夢のような行程で当日はワクワクしながら巡りました。

今回は、“寿老人”の祀られた神社“元三島神社”です(※寿老人の御尊像は非公開だそうです)。

“寿老人”は星の化身と言われ、長い頭長とにこやかなお姿が特徴の、長寿延命と富貴長寿の神とされております。

目指すお社は、JR山手線の鶯谷駅北口より徒歩わずかのところにあるのですが、境内に入るまでの経路がやや狭く、しかも大きく湾曲しているため注意が必要です。

神社と思われる社殿のてっぺんはどうにか見えます。ですが、肝心の社殿がなかなか見つからないということもありそうです。

元三島神社は、御祭神は“大山祇命(おおやまづみのみこと)”“伊佐那岐命(いざなぎのみこと)”で、相殿には、和足彦命(やまとたりひこのみこと)・身島姫命(みしまひめのみこと)・上津姫命(かみつひめのみこと)・下津姫命(しもつひめのみこと)をお祀りします。

非常にコンパクトな境内ですが、社殿を含めた全体の雰囲気と木々が見事です。

わたくしがお参りした時季はちょうど“河津桜”が見頃でしたので、境内が濃いピンク色に染まり束の間の心楽しいお花見ができました。

本日は、元三島神社の神々の御言葉をお伝えいたします。

Rinokia

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「長らくの人生においては、“こうせねば”という、いわば人として(生命を維持したり、あるいは社会を構築するために)当然するべきことも、一方で、“変化(へんげ)”に富む、その場その時どきで求めること(=イレギュラーなこと)、その双方があり、」

Source: 神々からのメッセージ

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