『Time is money』という言葉がある
日本語で言うと、『時は金なり』
“時間はお金と同じように貴重なものである”
という、アメリカの有名な格言である
私が初めてこの言葉に出逢ったのは、
いつだっただろう...
まだ10代...
いや、20代になっていただろうか
まだ、
“時”の大切さもよく理解できていない年齢
が、
「なるほど」と、妙に納得した記憶がある
そして最近、こんな言葉を使っていた人がいた
それは、
『Time is “life”』
“money”より、しっくりくる言葉だ
殊に、私たちがん患者は、
がん告知と同時に誰もが“死”を描く
そして、命の尊さ、儚さと向き合う
そこには、誰もが避けられない“命の期限”がある
まさに“時”は、命そのもの
人生そのものだ
どう生きてきたか
どう生きているか
どう生きていくか
後悔のないように
そこに、“自分らしく”という但し書きを付けると、
きっと最高の人生になる――
6年前、
母が甲状腺がんの転移で亡くなった
「余命2か月」を告げられたとき、
「時が止まってほしい」
そう思った
いくら頑張ってみたところで、
時間は止まらない
一秒一秒、
母の命は短くなってゆくだけだ
抗えない現実がそこにはあった
ただ、その瞬間(とき)が来るのを、
何もできずに待つしかない
“無力”というには、あまりにも簡単である
あのときの一瞬一瞬は、まさに母の命
刻まれる時間(とき)は、母の鼓動...
あんな思いは、もうしたくない
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Source: りかこの乳がん体験記
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