“脱毛”の意味。

抗がん剤(化学療法)の副作用で気になるのは、
やっぱり“脱毛”だろうか

『髪は女の命』

昔、そんなセリフが流行っていたような...

男性もそうだろう

髪が抜けるのは、やはり衝撃が大きい

なにより、見た目でわかってしまう

『抗がん剤をすれば、髪の毛が抜ける』

というのは、
おそらく誰もが知っている副作用だ

  ※髪が抜けないものもある

が、“髪が抜ける”ということは――

数年前のこと

入院をしながら
化学療法を受けていた知り合いの男性

  今では外来で受けられる化学療法

  が、
  がん種や病状によっては
  入院が必要な場合がある

  彼の場合も、入院治療が必要だった

あるとき、お見舞いに伺った

「りかちゃん、今朝、顔を洗ってタオルで拭いたら、
 タオルにひげがびっしりついてきたんだけど、
 これ、抗がん剤のせい?」

と、聞かれたことがある

彼は治療をはじめて、2週間が過ぎた頃

脱毛がはじまる頃だ

「抗がん剤でひげ抜けるの?」

と、ちょっと驚いたようだった

がんサロンでも同じような話が出たことがあった

「“抗がん剤をしたら髪が抜ける”って聞いてたけど、
 腕の毛も、
 眉毛も、
 鼻毛も、
 アソコの毛もなくなるんだよ。
 もう全身ツルツルよ」

確かに、副作用で、

『全身の毛という毛が抜ける』

と、表現することはない

『脱毛』

と聞けば、想像するのは“頭”

それは、

“抗がん剤は髪が抜ける”という知識を
すでに身に着けているからだ

そんなこんなで、
実際に化学療法がはじまると、
驚く人が少なくない

がんはどうしても、
“つらい治療”というイメージがある

いや、実際、つらい治療がほとんどだ

それだけがんをやっつけるのは、
容易いことではないのだと思う

そしてこの“副作用”に、
多くのがん患者は苦しめられてきた

願いは、“がんの完治”

が、その前に、
“副作用のない治療”が開発されないものか――

  副作用がつらいから、
  みんな治療を躊躇する

  副作用がきついから、
  治療をやめる人がいる

  副作用を我慢して、
  生活の質まで落ちてしまう

  がんとの闘いは、
  生きること、そのものだ

   1日1回、応援のクリックお願いします
       日々の励みになります
    両方押していただけると嬉しいです
       ↓         ↓
    にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
  人気ブログランキング   にほんブログ村


 ★しこり発見から治療までの経緯は⇒
こちら

 ★さらに詳しい経緯を更新中⇒≪私の記録≫から

 

Source: りかこの乳がん体験記

コメント

タイトルとURLをコピーしました