「眠って受ける大腸内視鏡」は、実際どんな感じ?

内科医

「眠って大腸内視鏡検査を受けたい」と来院される方も多いです

記憶が全くないくらいに完全に眠って受けるには、もしかしたら効きすぎて息が止まるかもしれないくらいの薬を使うことになるので、麻酔科の先生がいて、人工呼吸器をつけるようなとこまでしないとその状態まではもっていけません⤵️
←現実的ではない…
←マイケルジャクソンさんのニュースみたいな💦

なので、よく「眠って受けられる大腸内視鏡」とかとホームページに書いてありますが、実際は
「鎮痛剤+鎮静剤などでボーッとしている」が正確なのかなと思います😊

実際、どれくらいぼーっとした状況で内視鏡を受けられるのでしょうか?

正直 
「最初の方は覚えてるけど、途中から全く記憶がありません😲」
という方や
「検査中のことはなんとなく覚えてます」
など結構バラツキあります。

まず、大前提として、使う鎮静剤(ボーッとする薬が)や鎮痛剤(痛み止め)は施設によって様々です🍀

大きな総合病院だと、わりと鎮静は控えめで、個人経営のクリニックだと、希望すればそこそこガッツリ寝かせてもらえる傾向があるようです🌟

ただし、同じ薬でも効き具合は人によって違いますし(イメージ的にはお酒に強い弱いがあるように鎮静剤も効きやすい、効きにくいがある)、前日寝不足だと、少量でもコテッといってしまうこともあります🙌
逆に効きがいまひとつであれば、薬を途中で追加していくこともできます😊
できるだけ眠りたいという方は最初から鎮静剤を多めに使うこともあります🌟

なかには「少しボーっとはしたいけど、完全に寝るのではなく、内視鏡検査の画面を見たい」という方もいらっしゃいます。
そのような場合も、できるだけご希望に添いたいと思っていますが、この辺は難しいこともあります😅
←イメージ的には、ビール3杯までは覚えてるけど、4杯から全く記憶ないというようなかんじですかね…😅調節が結構難しいんです…💦

例によってまとまりがない長文になってしまい、申し訳ありません🙏
施設により多少違いますので、詳しくは受診する施設でご相談を😊

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Source: 埼玉の大腸肛門科(肛門・痔・大腸内視鏡)ママ女医のブログ

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