神の詩 第三章第六節

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神の詩 第三章第六節

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「行動器官を抑えても、感覚の対象に思いを寄せている愚か者は、偽善者と呼ばれる。(六)」

三種の行動(思い、言葉、行動)が
制御できて
はじめて感覚器官を制御できた
と言えます。

聖者の真似をして一日中瞑想の姿勢でいても、
心が彷徨っていれば、
それは
形式だけのものでしかない
と戒めています。

それは
体を動かして行動している人よりも
劣る行為となります。

感覚の対象に思いを寄せながら、
行動だけ無理に抑制しても、
蚊に刺されて痒みがあるのに、
痒くないフリをしているのと同じで、
何の意味も無い
不自然な行動になります。

感覚器官を制御する道からは
かけ離れてしまいます。

現代社会が、
ここまで混乱しているのは、
あらゆるものを理解することなく
抑圧することが正当化されている
ことに原因があります。

理解しないまま抑圧することで
解決できることは
何もありません。

抑圧によって、
抑圧した対象の奴隷になるだけです。

性欲を理解しないままで
性を抑圧した宗教で、
性的な問題が多発するのは周知のとおりです。

次は

「しかし、アルジュナよ、心で感覚を抑え、執着なく、行動器官で行動の道(カルマ・ヨーガ)を実践しようとする者は優れている。(七)」

よく内観してください。

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Source: ひかたま(光の魂たち)

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