発達障害と田舎暮らし

カウンセラー

元日本ハムファイターズの中田選手がジャイアンツにトレードされた件で、いろいろ言う方も

あったようですが、それって単に

 

        ON砲

 

が欲しかっただけでは?と思ってしまいました。ON砲の説明はこちらからどうぞ。

 

 

最近はどうか分かりませんが、以前「田舎暮らし」がブームになった時代がありました。

 

私も、あこがれて家族に黙って福知山以遠地区に見学に行ったことがあります。

 

でも、そこで見たのは、田舎独特の村社会と、発達障害者等に対する偏見でした。田舎的な

 

風土はとても良いと思いますが、特に発達障害の方や、女性(特に未婚女性)に対しては、

 

「姉ちゃん、○○からきよっとか」

 

はフツウですが、その後に

 

「○○んとこの●●●はとっても●●●じゃけえ、挨拶もしよれへん」

 

「んじゃ、まるで○○○○みたいじゃ。これもおかちゃんが○○からだべ」

 

(すみません。地方が特定されないように方言無駄遣いしてます)

 

などという、とても聞くに堪えない言葉の展示会のようでした。もうひとつ、とても

 

不安に感じたのが、医療体制が「ない」ことです。たとえば、年齢を重ねるごとになる方が

 

増える白内障などは、50キロくらい先の町まで出なければなりません。また、歯の治療

 

でも同じような傾向になります。

 

ということは、発達障害を支援していただける方も、近隣には存在しないということになります。

 

発達障害、あるいはグレーゾーンの子供を育てるには、どうしても最新の設備や資金が

 

必要です。

 

まだまだ、自閉症スペクトラム障害とADHDの違いも広まっていない中、「のどかな風土」

 

と「毎日でも通える」「十分な設備・人員」の中で感受性を高めてあげることができればと感じます。

 

 

 

 

 

 

Source: 週刊山手心理相談室

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